鋼鉄怪獣アイアン

こうてつかいじゅうあいあん

鋼鉄怪獣アイアンとは、ウルトラマンに登場する筈だったウルトラ怪獣の名称。後に『カラー写真版決定版怪獣大行進』掲載の絵物語「マグネット作戦」に登場した。

概要

『カラー写真版決定版怪獣大行進』掲載の絵物語「マグネット作戦」に登場。別名は“鋼鉄怪獣”。

鉄で出来た彗星アイアンに寄生する鉄を主食とする宇宙アメーバの集合体で、アイアンの鉄を食い尽くしたため、餌を求めて近くを取る宇宙船やロケットなどを次々に襲撃して食い荒らしながら地球へと侵入した。

大重量から繰り出される体当たり攻撃を得意としている。体が鋼鉄で構成されている為、磁力で体を引きつけられるという特性を持つ。

なお、アイアンが食い荒らした鉄は腐食して錆付いてしまうという特徴を持ち、鉄を磁力で吸い付ける能力を持つらしい。

東京の鉄という鉄を食い荒らしてインフラに壊滅的なダメージを与える等の猛威を振るう。

そして対策に乗り出した科学特捜隊が新たに開発した『塩酸爆弾』攻撃を受け一部の仲間がやられた事を切っ掛けに防衛反応からなのか、全てのアイアンが集結して大怪獣の姿となってより凶暴になって暴れ回った。

最後はウルトラマンの新必殺技の『ウルトラマグネット』で体の動きを止められた所に『スペシウム光線』を受けて爆散。その体は高熱によりドロドロに溶けていった。