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センシティブな作品

「シャミ先とは余のことか?」(※アニメ第7話から)

この記事はコミックス六巻までのネタバレ内容を含んでいます

CV:髙橋ミナミ

※2020/12/20付で「高橋未奈美」より改名

概要

吉田優子(シャミ子)の先祖に当たる魔族の女性。シャミ子の先祖ということであだ名は「シャミ先(しゃみせん)」。古代から小さな像(通称ごせん像)に封印されていたが現代になり子孫のシャミ子が魔族として先祖帰り的に覚醒したのをきっかけに活動を活性化させた。

シャミ子の脳内空間(=夢の世界)をアジトとし、どこかのアパートのようにブラウン管テレビを見ながら、コタツに入ってミカンを食べるつつましい暮らしをしており、時おりシャミ子と肉体と意識を交換して魔法少女との対決に向かう(ただし潜在能力を引き出せるわけではなく能力そのものはシャミ子のままなので、大体は実力を発揮出来ずにシャミ子が筋肉痛になるだけで終わる)。

「My blood sugar level is dangerous(私の血糖値は危険です)」と書かれた柄のスウェットとジャージがお気に入りの部屋着らしい。

外見的にはシャミ子より幾分か年上といったところだが、その実数千年ほど封印され、なおかつその間もある程度の意識は保っていたことなどから見かけより遥かに長い時間を過ごしてきた。かなりノリがいい上に言動は尊大、自分の目的や野望に正直で場合によっては悪どい手段やズルをしたりすることも厭わない……のだが、子孫同様悪ぶることこそあってもなんだかんだで悪に徹することができない善良な魔族であり、一応は敵対関係にある魔法少女たちなどとも比較的良好な関係を築いている。

長年の経験と知識もあって意外と博識であり、教師のご厚意で受けさせてもらった一学期の期末テストは桃を全教科上回っての学年3位。特に魔術・魔族方面の知識は豊富であり、アドバイザーとして魔法少女達からもなんだかんだ頼りにされている。シャミ子、桃のコスチュームのデザイナーとしても活躍している(やたら露出を多くする傾向があるが)。

一家の大黒柱にして直接の血縁が無い吉田清子からは若干雑に扱われたりネットオークションに売り飛ばされそうになりながらも優子たちを共に支える、吉田家のおばあちゃん的存在。

有能なのは確かだが、シャミ子の先祖とあってかポンコツな所も多く殆んどの人物から敬われない中、シャミ子からは本気で慕われており、1度も馬鹿にしなかったシャミ子の為ならば…と命を張った事もある。(逆に、等身大の依り代をプライドをかなぐり捨ててまで桃に懇願した際は、シャミ子からガチで失望されていたが)。

なお背は低くとも胸はご立派に成長しているシャミ子とは異なり、谷間すらない絶壁ボディー。

能力

魔族としてはいわゆる「夢魔」の類いで他者のや深層心理に侵入・介入する能力を持つ。また像状態では近くに置かれた物を「お供え」として本体の存在する封印空間内に出現させるといったこともできる。但し近くに置かれたものなら何でもいいわけではなく、「所有権が放棄されたっぽいもの」「所有者が『あげる』という意思を持って置いたもの」、「魂のつながりが強い者の所有物」という条件のうち何れかを満たす必要がある。

またこの「お供え判定」に関しては半ば自動的なものらしく、生ゴミ(所有権が放棄されたものに該当)の近くに誤って像が置かれたせいでゴミが「お供え物」として封印空間内に出現してしまい彼女が悪臭に悶え苦しむ描写などもある。

封印が一部解除されてからは像を介して現実空間に声を届けることもできるようになった他、小型のよりしろ人形を利用しある程度の現実世界での単独活動などもできるようになった。

その後、五巻にてウガルル召喚の際に精製した余り素材を使い、等身大のよりしろによって現実世界に復活。しかし機能上の問題で7日程度の寿命で虫のような力しかないセミまぞくになってしまう。本来なら7日経てばよりしろが溶けて再び像に封印されるはずだったが、とある事件により奥奥多魔の社に封印されていた蛟に「約定の龍玉」を埋め込まれ現実世界に留まることになった。

その代償として蛟が再び現実世界に戻るまでセミまぞくのまま1日9kgのゴミ拾いをしなければいけなくなってしまった。(但し、体調不良や悪天候や行事等、やむを得ない場合は休んでもいいらしい)

量を稼ぐためか子供達からゴミを買い取っており、ゴミ姉貴と呼び親しまれている。