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概要

2010年から2017年まで発売。

登場当初はハイブリッドカーながらある程度のスポーティー機能を持たせた3ドアハッチバックというデザインが話題となった。

車名は「Compact Renaissance Zero」(コンパクト・ルネッサンス・ゼロ)という造語を略したもので、「新しいコンパクトカーを作り上げるために原点に立ち返って挑戦する」という意味合いであるとされる。

駆動方式はFF

変速機CVTと6速MTが設定され、CVT車にはパドルシフトを採用し、MTモデルは坂道発進補助装置が標準装備となった。

4人乗りであるが、基本的に2名までの主用途設計のため後部座席は狭小である。

第31回日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞するなどハイブリッドカーとスポーティーカーの融合モデルとして自動車業界では概ね高い評価を得たが、結果的に1代モデル7年限りで販売終了となった。

メカニズム

搭載エンジンは、2代目インサイト用のLDA型を改良したLEA型1.5L直4SOHCi-VTECエンジン。

ハイブリッドシステムは、2代目のインサイトとシビックハイブリッド、初代フィットハイブリッドと同じ、エンジンとモーターで別々に駆動するパラレル方式のIMAシステムを装備。

電子制御でのボタン操作によって、通常の「NORMALモード」、加速とステアリングの操作性を強化する「SPORTモード」、実用燃費向上を強化する「ECONモード」の3モードに切り替える事ができる。

CR-Zの編集履歴2021/08/04 13:22:31 版