解説
新宿歌舞伎町にある神宮寺探偵事務所に務める女性。神宮寺三郎の助手。
8月1日生まれ。血液型はA。身長167cm、体重不明。
好きな紅茶はフォートナム&メイソン。好きな酒はシャンディ・ガフ。好きな化粧品ブランドはイプサ。
年齢は第一作『新宿中央公園殺人事件』の時点で23歳でその後少しずつ歳をとっていたが、第9作『KIND OF BLUE』以降は26歳で固定されている。
英語や中国語を始め、フランス語・スペイン語・ドイツ語など数ヶ国語をマスターしている才媛であり、優れた洞察力と直感力を持って神宮寺をサポートする有能な探偵助手である。
事務能力にも長けており、普段の探偵業務における報告書の作成といった事務作業も彼女の仕事。また、彼女が淹れるコーヒーは絶品らしい。
神宮寺の盟友である熊野参造刑事からは娘のように可愛がられている。なお、明らかに神宮寺とは心が通じ合っているのだが、一向に二人の仲が進展しないのはシリーズの一種のお約束。
大学生時代の20歳の時にアメリカへ留学していた経験があり、神宮寺とはその頃ニューヨークで起こった事件で知り合った。
普段はお淑やかながら非常にしっかり者で、その性格や人物像から設定年齢よりも上に見られやすく、作中ではミステリアスな美人と評されることが多い。だが、神宮寺に負けず劣らずの頑固者と噂する者がいたり、一度激怒すると大の男も震え上がらせたり、ヤクザからも度胸と勘のよさを褒められるなど意外な側面も持ち、時には神宮寺の役に立ちたいという想いが行き過ぎて命の危険に晒されることもしばしば。
全シリーズに登場しているが、各作品で容貌が大きく異なっており、これについてキャラクターデザインをした寺田克也も「取り立てて特徴が無い」「顔が描きづらい」と述べている。携帯ゲーム機や携帯アプリに移行しイラスト担当者が変わってからも、容姿は一定しない。
一方、セルフパロディコーナーである「謎の事件簿」では事件をかき回す頭にアンテナを立てた暴走ロボとして登場。こちらはシリーズを通してたらこ唇のあまり可愛くない容姿で一定していたのだが、『GHOST OF THE DUSK』で容姿が大幅にリファインされ、美少女風となり、その後はその容姿で固定されている。暴力的な性格も付け足され、推理を失敗すると神宮寺を投げ飛ばすことも。
担当声優
大沢つむぎ(『未完のルポ』『夢の終わりに』)
斎藤陽子(『灯火が消えぬ間に』)
折笠富美子(『Innocent Black』『KIND OF BLUE』)
仲本一絵(『灰とダイヤモンド』)
吉田聖子(『復讐の輪舞』)
能登麻美子(『GHOST OF THE DUSK』『プリズム・オブ・アイズ』)
藤村歩(『ダイダロス:ジ・アウェイクニング・オブ・ゴールデンジャズ』)