「ヒヨリくん… ヒヨリくん…」
概要
最終章で登場する、妨害者の一人。
人物
ペアが手を繋がないと入れない可愛らしい部屋にいる女の子。
他の妨害者と違って積極的に襲ったりせず、戦いを好まない性格をしている。
彼女の部屋は「相談室」となっており、訪れると紅茶を出してくれる。ペア同士が仲良くなることを望んでいるらしい。
4・5Fフロアマスターであるミドリ(デフォルトネーム)の名を出すと少し様子がおかしくなるが…。
ネタバレ
※これより下にはキミガシネ最終章前編Bパートラストまでのストーリー展開及びメイプルに関するネタバレがあります!!※
こう見えて、彼女は最強の妨害者である。
他の妨害者とは強さは桁違いで、まともに戦ったら勝つことはできない。戦闘モードになると身体から黒い触手のような武器を出す。
彼女を正面から粉砕しようとしたクルマダは腹に穴が開くほどの重傷を負ってしまった。
ミドリことヒヨリソウに想いを寄せており、彼からもらった手紙やIDカードは宝物。
それらに触れると血相を変えて激怒してしまう。
一度暴走すると感情が非常に不安定になり、怒り・哀しみ・喜びとコロコロと態度が変わる。それに合わせて接するのが攻略法なのだが、それも一時しのぎにしかならない。
暴走するともはや自分の意思で止めることはできなくなってしまい、力が尽きるまで暴走しつくしてしまう。
実はメイプルの殺害目標はミドリに設定されており、恋心はそれを阻むギミックとしてプログラムされていた。
「逃げて………みんな…」
一度充電が切れてもなおミドリに改造されて戦わせられたメイプルは、サラたちを傷つけたくない気持ちとミドリへの恋心の間で揺れた末、ミドリを巻き込んで一緒に死のうとする。
ミドリは差し迫った死と予想外の人形の抵抗に初めて恐れを見せたのだが、寸手のところで攻撃は避けられ、メイプルの身体は持たずに自爆してしまった。因みに,ここではこれらのキャラクターのAIが組み込まれている。メイプル自身の人格は,「悲しむAI」として登場。その際,メイプル自身のAIにはこのキャラクターが有効。