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メーギーの編集履歴

2021-08-30 20:37:10 バージョン

メーギー

めえぎい

台風のアジア名の1つ

概要

メーギー(Megi)は、2000年台風委員会により制定された台風アジア名(国際名)の1つである。順番は109。韓国による命名で、韓国語で「ナマズ」(메기)を意味する。

歴代のメーギー

2004年の台風15号

2004年8月に発生し、日本列島に大雨や暴風による被害を出した台風。理科年表によると、死者12人、負傷者24人。後に局地激甚災害に指定された。

なお、この台風が発生した2004年は、統計史上最多となる、なんと合計10個もの台風が日本列島に上陸した(年間で)ことから、社会的にも大きな関心を集めた年である(ウィキペディアも参照)。2004年に発生した台風の総数は29個であり、その3分の1以上の台風が日本に上陸したということである。この上陸数は、平均値(2.6個)の約4倍であった。

2010年の台風13号

2010年10月に発生し、フィリピン中国等に大きな被害を出した台風。2010年最強の台風であったと同時に、台風としては19年ぶりに中心気圧が900hPa未満となった台風でもあった。

台風は10月13日にマリアナ諸島で発生。10月18日には、中心気圧885hPa・最大風速65m/sの猛烈な勢力にまで達し、「スーパー台風」となった。

この台風は、21世紀に入ってから初めて中心気圧800hPa台が記録された台風である。台風の中心気圧は現在、基本的にドボラック法によって解析されているため、台風情報などで発表される「中心気圧OOヘクトパスカル」などの値はいずれも実際の観測による値ではなく、過去の統計をもとにした平均的な値を中心気圧としているため、誤解してはならない。そのため、ドボラック法が開始されてからは、900hPa未満の猛烈な台風が出現することは滅多にないのである。しかし、この台風だけは例外的に、米軍航空機観測により実際に観測された信頼できる中心気圧の値(885hPa)が出たのだという。

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