概要
スペインのカタルーニャ地方で伝承される幻獣で、性別は不明であるが魔女や魔物が正体の、とても大きな犬、一部の地域では猫であるといわれる。
昼間は教会や民家の廃墟に潜んでおり、夜中になると家の中に侵入してきて、眠っている人の胸に乗って呼吸困難にして悪夢を見せると恐れられていた。
なお手足が鋼でできているといわれるが、穴が開いているので物を取ることができないとされる。
この魔物の侵入を防ぐ方法として、寝室の敷居にキビの実をばらまいておいたり、箒をベットの横に置いておくと良いといわれている。
また空に見える星を、全て数えるように命令する呪文も有効であるという。