概要
初出は『真・女神転生』で種族は「妖鬼」。半魚人のような姿をしている。
「ジオ系」や「水の壁」のスキルを得意とする悪魔で、作中のドット絵ではボーグルやブッカブーなどの妖精戦士を魚頭に差し替えた姿だったが、金子一馬氏によって『デジタル・デビル・ストーリー女神転生Ⅱ』に登場した半魚人メロウやヴェパールを発展させた、四つん這いになったインパクトがある公式画が描かれている。
続く『真・女神転生Ⅱ』では、同じ古代民族がモチーフの妖鬼イヒカとともに公式画に寄せたポーズのドット絵に変更され、全ての悪魔が固有グラフィック持ちになった『デビルサマナー ソウルハッカーズ』において、頬に鯉のようなヒゲが生えた水中遊泳姿の半魚人としてリデザインされた。
なお、『ソウルハッカーズ』でのおばちゃん口調があまりにもはまりすぎたため、おばちゃん悪魔というイメージを持つものも多い。
モチーフ
古代日本において海神磯良を奉じていた海洋民族・安曇氏で、『真Ⅰ』の攻略本の設定では深きものの中でも極東日本に住んでいた氏族であるという解釈がなされていた。
ちなみに、磯良自体も妖魔イソラというエイの姿の悪魔として登場している。