概要
3作目の『X』より、ホームステージの戦艦ハルバードと共に参戦。スマブラXの新ファイターでは一番最初に発表されたファイターでもある。
声優はアニメ版でも担当した私市淳。
スマブラX
ボタン | ワザ一覧 |
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B | マッハトルネイド |
→B | ドリルラッシュ |
↑B | シャトルループ |
↓B | ディメンジョンマント |
切りふだ | ギャラクシアダークネス |
身長はカービィと同程度だが、剣を持っている為に見た目に反してリーチが長く、全体的にワザの発生が早く判定も強い。更に広範囲をまとめて攻撃出来るワザが揃っている為、意外と当たり負けしにくい。
また、多段ジャンプに滑空、やはり判定強めの空中攻撃など空中性能も抜きんでて高く、空中戦に持ち込むと相手に何もさせずに一方的に撃破出来てしまう事も。ただし、吹っ飛びやすく飛び道具の類も一切持っていない為、乱戦ではうまく立ち回らないと意外と苦戦をするといった弱点もある。
弱点はあるもののタイマン・乱闘共に飛び抜けた性能を持つバランスブレイカーと評価されており、スマブラXはおろかスマブラ史上最強キャラとしてプレイヤーの間では恐れられていた。
その影響力は「困ったときのメタナイト」と言われるほどに凄まじく、「Xの大会で上位がメタ使いだらけになる」、「Xのチーム戦大会でメタナイトコンビが使用禁止にされる」、「オンラインで負けが込んだ他プレイヤーが全員メタナイトにキャラ替え」、遂には「オンラインの一部ユーザーのマナーの悪さも手伝いメタナイトファンがメタナイトを使いづらい状況になる」など、その圧倒的強さは良くも悪くも語り継がれている。
最後の切りふだは、マントで相手を覆った後フィールド全体を闇で覆い、その中を超高速で移動しながら敵を斬りつける『ギャラクシアダークネス』。
威力は絶大で、(相手の重量にもよるが)ダメージ80%前後くらいならほぼ撃墜を狙える。撃墜出来なくともかなり纏まったダメージを与えられる為、その後の戦いを有利に進める事が可能だろう。
ただし欠点も存在し、最初にマントで相手を覆えなければ発動に失敗してしまう。また、チーム戦では敵味方関係なく斬りつけてしまう(一応味方は攻撃を受けても吹っ飛ばないが…)ので、場合によっては使用しない方が良い事もある。
スマブラfor
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B | マッハトルネイド |
→B | ドリルラッシュ |
↑B | シャトルループ |
↓B | ディメンジョンマント |
切りふだ | ギャラクシアダークネス |
さすがに暴れすぎたためか、『for』では大方の予想通り大幅な弱体化が施された。
各種空中攻撃後の隙が増加した他、リーチがなんと見た目より短くなり(技によっては見た目通り)猛威を振るったマッハトルネイド、シャトルループ、下スマッシュ攻撃も全て仕様変更により弱化、かつての強さで暴れる事は不可能となった(一応先例通りの仕打ちである)。
ただ、悪いニュースだけという訳では無く、下必殺技のディメンジョンマントの斬りつけの威力や範囲が上昇し、不意打ちで相手を撃墜させる事が十分可能となっている。
シャトルループもただの弱化ではなく、異なる使い方でバーストを狙える技へと変化したといった所。
何よりも大きいのが、弱体化のおかげで周りの目を気にする事無く使えるようになった事。(本人に罪はないとはいえ)かなり嫌われていた現状があり、好きでメタナイトを使っていたプレイヤーがメタナイトを使いづらい環境となってしまっていた前作から一転し、弱体化により性能でメタナイトを選ぶプレイヤーは減少。前作のように気にする心配性がほぼ完全に無くなった。
この事により、弱体化はメタナイト使いからも喜びの声の方が大きい。
当初は前述した見た目より短いリーチ(通称:逆詐欺判定)に対し、「『スマブラX』で強過ぎたとはいえ、幾ら何でもやり過ぎではないか」「性能以前にキャラクオリティとしてどうなのか」と、不満の声を上げるメタナイト使いも多かった。また、リーチ以外にも「前投げで本来与えられるダメージより低いダメージしか与えられない」といったバグに近い現象も起こっており、発売後しばらくはプレイヤー(特にガチ勢)から弱キャラの烙印を押されるなど評価は決して高くはなかった。
しかし、その後の調整で上記の前投げバグが修正され、空中後攻撃や空中ニュートラル攻撃が強化されるなど徐々に強化。テクニックの確立(代表的なのはダッシュ攻撃から空中上攻撃で上へ上へと運んでいき、最後はシャトルループで撃墜するというもの)も相まって再評価される事となり前述の評価とは一転、上位キャラと十分渡り合えるキャラとして認識されるようになった。
スマブラSP
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B | マッハトルネイド |
→B | ドリルラッシュ |
↑B | シャトルループ |
↓B | ディメンジョンマント |
切りふだ | ダークネスイリュージョン |
「SP」にも続投が決定。宝剣ギャラクシアがロボボプラネット基準に作り直し、眠り状態になどは目の光が消えるとエアライド準拠になっている。カラーリングもダークメタナイトの傷つきの仮面とギャラクティックナイトの十字の仮面も再現された
機動力と攻撃力が強化された反面、必殺ワザの性能が変更したことによって使いづらくなっている。必殺ワザ「マッハトルネイド」は移動速度上昇と引き寄せ判定が追加。前作より当てやすく撃墜ワザに成り上がったが単発ヒット仕様に変わり、ダメージ稼ぎが出来なくなった。上必殺ワザ「シャトルループ」も吹っ飛ばし力が低下し、前作のような空中上の即死コンボは安定しなくなった。
最後の切りふだが『スターアライズ』のアッパーキャリバーのような敵を打ち上げて連続で斬り刻む『ダークネスイリュージョン』に変更。この際目が赤くなる他、何と翼が4枚に増える。
勝ちあがり乱闘「表裏一体」は双子、コピーといった光と闇のファイターが登場する。
ROUND2のピットとブラックピットにROUND4のリュカと(クラウスカラー)リュカは敵同士やその前であるのかバトルロイアルになっている。
最終ラウンドの闇のダークメタナイトカラーと光のギャラクティックナイトカラーのメタナイトである。原作でも接点がないため仲間同士でない。
余談だが、彼の参戦が決まった際「メタナイトの勝利演出BGMがカービィと同じファンシーなものだと彼には悪いが笑えてしまう」という投稿が寄せられた。
ディレクターの桜井氏もその違和感を感じていたらしく、メタナイトの勝利演出にはロック調の専用BGMが当てられる事になった。
なお、これにより同じシリーズ内で違う勝利演出BGMが初めて用いられることになり、その後マリオシリーズにおけるクッパ一族など、さまざまなシリーズに浸透していくことになる。
その時のコメントがこちら。↓
星のカービィシリーズ参戦ファイター
26.Mr.ゲーム&ウォッチ→27.メタナイト→28.ピット(ブラックピット)