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ウルトラマンタロウ(石川賢版)の編集履歴

2021-09-29 00:51:45 バージョン

ウルトラマンタロウ(石川賢版)

げったーたろう

ここでは石川賢による漫画版『ウルトラマンタロウ』について記述する。

概要

1973年に放送された『ウルトラマンタロウ』のメディアミックスの一環として漫画家の石川賢週刊少年サンデーにて連載した。1973年17号から34号まで連載の全4回。


内容は石川賢とダイナミックプロが得意とするバイオレンス色の強いハードSFであり、その内容は「ウルトラの母に命を与えられ、ウルトラマンタロウとなった青年・東光太郎が奇形獣という怪獣達と戦う」といったテレビ本編とは別物である。

早い話が石川賢がゲッターロボのノリで書いたウルトラマンタロウである。


その反面「ウルトラマンが地球を守る理由」について触れるなど、後の平成ウルトラマンに通じるものもある。


2016年に同じく石川氏が小学一年生で連載していた漫画版タロウと一緒に収録した完全版が発売された。こちらは対象年齢を意識しテレビ本編の怪獣やウルトラ兄弟が登場するなど比較的原作に近いが、それでも怪獣や宇宙人を纏めて串刺しにしたりミンチに変えるなど情け容赦ない倒し方をする。


登場人物

  • 東光太郎:「ひがし」ではなく「あずま」と呼ばれる。ZATが登場しないため天涯孤独なキックボクサーである。犬の奇形獣出現時に鉄骨の下敷きになったが、ウルトラの母に助けられ未来の地球が奇形獣に滅ぼされるという事を知り、ウルトラの命を授かりウルトラマンタロウとなる。

「俺は怪物じゃねえ……地球を守る使者だ」



  • ウルトラの母:ウルトラマンタロウの実の母で、光太郎にウルトラの命を授け、奇形獣の正体を教える。

  • 奇形獣:本編の敵。ウルトラの母曰く「貧困!!疑心!!欲望!!人間精神の産物!!」らしい。様々な姿かたちが存在し言葉を話し、容赦なく生物を殺しまくる。

その他

ウルトラコミックの巨匠内山まもるによる漫画版も存在する。小学二年生にて1973年4月号から74年3月号まで連載された。

比較的テレビ本編をなぞっているが、「ライブキングとコスモリキッドが別々、ボルケラーとシェルターが一緒に登場」「一話で終わるバードン篇」「言葉を話すタイラント」「テンペラー星人に殺されるラビドッグ」「ファイアントという新怪獣がラスボス」等相違点も多い。


関連タグ

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