ナメクジシンカ
なめくじしんか
概要
カー将軍が創り出した進化獣の一体で、四肢を持つ巨大な二足歩行のナメクジといった姿の持ち主。
口から吐く白色の「ナメクジガス」により人間を30㎝ほどの大きさのナメクジ型の「ナメクジ人間」に変え、口からは何でも融かす「ナメクジ液」を噴射し、両目を光らせることで爆発を起こす「ナメクジ爆弾」「ナメクジフラッシュ」、ナメクジ型の青竜刀・ナメクジ刀を地面に叩きつけて爆発を走らせる「ナメクジ地雷」が必殺技だ。
ナメクジ人間の粘液にはあらゆるものを融かす能力があり、これにより社会を破壊と混乱に陥れるメギド王子の作戦に従事した。
進化獣は強化された生命体のため、身体に塩をかけられても平気だが、強化しきれなかった眼にかけられると弱い。
また、ナメクジ人間は白目に黒と、緑の目に赤い瞳のものとの2種が存在する。
活躍
バスの乗客といった多くの人々をナメクジ人間に変え、サトシ少年の母親を手に掛けた後、樹上に避難したサトシもナメクジ人間に変えんとするも、彼が落とした塩が眼に当たって悶絶する。ダイナマンとの戦闘では任務を優先すべくナメクジ爆弾を繰り出して早々に撤退する。
その後は作戦の第二段階として銀行やガスタンク、交通情報を監視するコンピュータといった施設をナメクジ人間で襲撃し、社会を混乱させる。別の銀行を襲わんとする際、駆け付けたダイナピンク以外の4人と戦うも、サトシから弱点を聞いたピンクの挑発を受けて工事現場に誘引され、巨大くす玉内の塩を両目に受け、4人にナメクジ人間をすべて保護され作戦は頓挫。
戦闘ではナメクジフラッシュやナメクジ地雷、ナメクジガスで応戦するも、ダイナピンクにガスを跳ね返され、ピンクフラワーカーニバルとスーパーダイナマイトを喰らい敗北。
直後ビッグバンプログレスで巨大化する。ナメクジ刀や目からの光線「ナメクジ光線」でダイナロボを攻撃するも、最期はナックルボンバーと科学剣・稲妻重力落としを受け爆散した。
ナメクジシンカ撃破後、ナメクジ人間たちは夢野博士の開発した薬品によって元に戻った。