図鑑データ
艦名 | Victorious(ヴィクトリアス) |
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図鑑No | 485 |
艦級 | Illustrious級2番艦 |
艦種 | 装甲空母 |
CV | 山田美鈴 |
絵師 | コニシ |
「私がAircraft Carrier HMS Victorious。お前が提督か。
よかろう。お前と征こうか。この海を!」
概要
2021年8月31日実装。同日開放の期間限定海域『増援輸送作戦!地中海の戦い』最終海域突破報酬として実装された。
ブリティッシュ艦娘としてはアークロイヤルに次いで2隻目の空母娘。彼女の実装によりイギリス艦は日本艦、アメリカ艦に次いで3ヶ国目となる複数の空母娘を運用可能なグループとなった。
ヴィクトリアス実装で英国艦のみで「空母機動部隊」が編成可能となったが勿論定数12隻には未だ5隻不足している。日本のソロモン組で英国艦との関係がある艦が複数いるのでその当たりの深堀の為にも更なる英国艦の実装に期待したい。
改になると『ジェット機』が運用可能となるが、『ジェット機』が運用可能な艦で特別なアイテムを消費せずに搭載出来るのは現時点ではヴィクトリアス改のみである。
第三次ソロモン海戦の後、アメリカ海軍の保有する空母は3隻だけだった上太平洋方面で行動可能だったのはサラトガのみだった。その為アメリカの要請でアメリカ海軍に一時的に貸し出され太平洋方面で活動していた。その時のコールサインは『USSロビン(USS Robin)』だった
イラストリアス級の実装を示唆する運営の案内からどの艦の実装されるかと話題になったが、イベント前に配布されたランカー報酬の説明文内に「空母HMS「Victorious」などに搭載され」との一文がありこの時点でヴィクトリアスが実装されるのが確定していた。
容姿
アークロイヤルの次級という事もあり同様にコンパウンドボウを装備しており、アークロイヤル同様に弓部分に滑走路がついたおり、装甲空母である事を表す様により巨大なものになっている。又下半分は実艦の艦首を模した形状になっている点もアークロイヤルとの相違点である。
実艦の煙突部分が矢を格納する艤装になっているのもアークロイヤルと同じ。
頭身が高めなのものも同様。
金髪のロングヘア。
なおアークロイヤルと異なり腹部から腰のスカート前部にかけて滑走路風のデザインになっている。艦載機の発着はこちらでも行えるのかもしれない。
装甲空母という事からか露出が極端に少ない。胸元には英国艦では軽巡洋艦以上が付けている赤い薔薇が確認できる。
浴衣mode
2021年9月28日のアップデートで浴衣modeが実装された。
迷彩柄の浴衣で帯留めに薔薇があしらわれている。右手にりんご飴、左手にコルク銃をもって秋祭りを満喫している。又髪も後ろで纏めている。
実はゲーム内でイギリス所属の艦に限定グラが実装されたのはウォースパイトに続いてヴィクトリアスが2隻目となっている(良く見かけるジャーヴィスの私服は三越コラボでゲームには実装されていない)
性格
真面目でハキハキと物を言うタイプだが、堅物すぎるという事も無い気さくな性格。
一人称は「私」で、提督の呼び方は「お前」。口調はおおむね女性的だが、時折中性的な喋り方をする時もある。
同郷の空母であるアークロイヤルとは絡む機会が非常に多く、親友と言って差し支えない。ただ、彼女の度を越えたSwordfish愛には今一つついていけない所があるようで、良い機体と認めつつも「流石に古すぎでは」と現実的なコメントを残している。
こう言ってるヴィクトリアス本人も改修/改造ボイスでは無印時は「Fulmarも悪い機体じゃないわ。使い方次第」、改では「Barracudaも悪い機体じゃないわ。癖はあるけれど……本当よ?」と語っており結局アークロイヤル級からの発展型という血は争えなかった様子。
かつて敵味方に分かれ干戈を交えた仲であるビスマルクとも「今は友軍同士」とわだかまりなく接するなど柔軟。ビスマルクも(諸事情でそれどころではなかったのもあるかもしれないが)アークに比べればトラウマは薄い模様。もっとも、そのビスマルクと共にSwordfishの編隊を迎撃する事になるとは思っていなかっただろうが……。この結果、アーク実装から4年の歳月を経て「ビスマルクに随伴した空母」がヴィクトリアスだった事が判明した。
食嗜好については、英国艦娘の中でも屈指の紅茶好きであることが挙げられる。アールグレイをこよなく愛しており、提督が日に三度も彼女に紅茶を振舞っている。
秋ボイスでは浴衣を着て喜んでる姿が見られる。「この国のお姫様になった気分がする」と言っているが「え、余裕で勘違い?」と浴衣と着物の違いが分かっていないようだが「いいじゃない!」と本人は気に入ってるようである。
鎮守府秋祭りにも興味津々で、特に「少しorientalな……これは醤油が焦げる感じ?」と屋台のイカ焼き或いは焼きとうもろこしか、日本の独自の屋台の食べ物にも好印象で、日本の秋祭りを楽しんでいるのが伝わってくる。
性能
大鳳以来の当初からの装甲空母(改二改造後の装甲空母化する艦は翔鶴型姉妹とサラトガがいる)
装甲空母だけあって搭載スロットは控えめ。無印時点での射程は『短』なので行動順を上げる場合は中射程の副砲などを使用する必要がある。
特にイラトリアス級は大鳳等と異なり格納庫自体を「装甲ボックス」化した構造で格納庫は一層しかなく搭載数もアークロイヤルの半分ほど無かった事が影響している。
大鳳の搭載数は露天駐機を加味しているが、イラトリアス級は搭載数の少なさからアークロイヤルでは採用していなかった露天駐機が常態化していたが、その史実を加味しても無印段階での搭載数は可也抑えられている。
回転翼機とソナーが装備可能だが現時点で正規空母に分類されている空母で対潜攻撃可能なのは加賀改二護のみでこれらを装備しても対潜攻撃は行わない。
Lv45で改にするとジェット機搭載可能となる。改造の際には【開発資材x10】を消費するので注意。
改造後も搭載数は伸びず総搭載数「57機」は正規空母系では下から2番目の搭載数となる。しかし「18/18/19/2」という搭載数と配分は制空権確保化では割合撃墜が発生せず改造後に搭載可能となるジェット機も撃墜耐性がある為平時の運用には向いている。又改時点から射程が『中』へ延長されている。
初期運は【20】と生存艦とみると控えめだが最大運が【110】と同国のウォースパイトにも引けを取らず空母の運は戦爆連合カットインの発動や対空噴進弾幕の発動に関わる数値の為、運改修は積極的に進めておくとよい。
英国製及び米国製の艦載機の一部に装備ボーナスが存在する。
(2021年8月4日のアップデートでボーナス雷装値が有効化されている)
艦上攻撃機(全て英国製)
・Barracuda Mk.Ⅲ★+6:火力+3、雷装+1、対潜+4、回避+1
・Barracuda Mk.Ⅱ★+0~+1:火力+2、雷装+3
・Barracuda Mk.Ⅱ★+2~+5:火力+3、雷装+3
・Barracuda Mk.Ⅱ★+6:火力+4、雷装+3
艦上爆撃機(全て米国製)
・FM-2:火力+1、回避+1
艦上戦闘機(Corsair系は英国製、FR-1 Fireballは米国製)
・Corsair Mk.Ⅱ:火力+2、対空+3、回避+5
・Corsair Mk.Ⅱ(Ace):火力+2、対空+3、回避+5
・FR-1 Fireball:火力+1、回避+1
艦上偵察機(全て英国製)
・Fulmar(戦闘偵察/熟練):火力+4、対空+4、回避+4、対潜+5
2021年9月28日のアップデートで英国艦専用対空カットイン(『20連装7inch UP Rocket Launchers』+『QF 2ポンド8連装ポンポン砲』の機銃2種で発動する方)が出なかったバグが修正されている
余談
後段作戦解放前に顔を除く全体像がほぼ公表されており、又イベント開始前に配布されたランカー報酬が英国攻撃機で搭乗している妖精さんが新艦をモデルにしているとも発表されていた為、後段解放前に可也正確な予想図が描かれていた(違いはティアラの有無位だったが、中には無理矢理ツインテールに描いた変則的な物もありはした。)。
アークロイヤルに並んで「姫騎士」然としている為早速その手の話題が出たが「そのそも【姫】で【騎士】とは?」との問題提起から「現在の英国王室で『騎士』の称号を持った御方」の話題や「王室所属の方が前線に赴くのか?」といった当時の情勢の話へ移り「姫騎士」としてのネタが既にアークロイヤルで消化済だった事が窺えた。
容姿を見た提督の一部から「∀ガンダムのディアナ・ソレル様に似ている」との意見も出ていた(今回のイベントどんだけガンダムネタが湧いてくるの?)
確か・・・に?
関連イラスト
『Victorious』 は「勝利した」という意味の形容詞
違うそうじゃない
関連タグ
装甲空母
同イベントで実装された艦娘