図鑑データ
艦名 | Warspite(ウォースパイト) |
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図鑑No | 239 |
艦級 | Queen Elizabeth級2番艦 |
艦種 | 戦艦 |
CV | 内田秀 |
絵師 | コニシ |
「我が名は、Queen Elizabeth class Battleship Warspite!
Admiral……よろしく、頼むわね。」
Sally go!概要、抜錨する!
期間限定イベント『迎撃!第二次マレー沖海戦』(2016年8月12日~8月31日)の最終海域クリア報酬として実装。
艦これ初となるブリティッシュ艦娘。
これまでの艦娘にはいなかった、一目で判る高貴な容貌が特徴。
通称はおおむね「スパ子」、敬意を表して「ウォー様」など。
2018年初秋イベントで実装された同郷の戦艦娘であるネルソンからは「レディ」と呼ばれている。
おそらく彼女の二つ名の一つである「オールドレディ」から取ったものだと思われる
彼女を無事迎えた提督は、「英会話の教材」「英語教師」とも言われる流暢な英語に驚愕する事になる。
あからさまなカタカナ英語のアイオワはもとより、エセ外国人風のネタ臭も漂うがある程度正式の発音をこなす金剛よりも更に本格的な英語を操る。
英語圏の人間が聞いてもネイティブレベルに上手いらしく、実装当初は中の人が不明で多くの声優オタクを混乱させる事態となったが、後に今作がデビュー作となる帰国子女の新人声優、内田秀だと判明した。
彼女がオーストラリアからの帰国子女であるため、一部の単語(Admiralなど)に豪州訛りがあり、英国式としては古臭く感じるらしいが、ウォースパイト自身大戦以前から存在する艦である事を考慮すればそれほどおかしな事でもないかもしれない。
2020年10月16日のアップデート、金剛改二以降を旗艦で大型艦建造が可能となった。
My Appearance……こんな感じでいいかしら。
色白で碧眼。髪は肩より少し下まで伸びたセミロングの金髪で、両側頭の一部を三つ編みとし、その毛先を後頭部で結ぶティアラにしている。
服装はセーラー服とオフショルダーのドレスローブを合わせたような象牙色の服であり、後ろの襟がマントのように背後を覆っている。露出した肩と胸元がセクシー。
首には鎖で作ったネックレスが二重に巻かれており、その中央にはイギリスのエンブレムらしきものが見て取れる。
また、胸元にはスカーフの代わりに赤いリボンが結ばれ、その中央には赤いバラ飾りが施されている。
腹部にコルセットを巻き、白のフリルスカートの上からプリーツスカートを穿き、その上に上着と一体となっている前の開いたスカートの三重構造になっている。
足には黒いガーターに脹脛の黒いリング、そしてそれで留められた象牙色のニーソックス。靴は艦首を模したパンプスである。
王冠を被り、王錫(君主が持つ象徴的な杖)と宝珠を両手に携えている。この3つは「レガリア」と呼ばれる王権を象徴する宝物で、日本で言う「三種の神器」に相当するが、よく見るとマストやブリッジなどの意匠が為された艤装の一部である事が判る。王錫はマスト、宝珠は艦橋兼電探、王冠には艦橋上部構造物が見て取れる。
レガリアを備え椅子に座る姿は、エリザベス2世の戴冠式の時の写真をモデルにしたのではないかと言われ、ネームシップのクイーン・エリザベス(未実装)かと思うほど女王然としている。そのせいか、ウォースパイトの絵はクイーン・エリザベス用に納品した物だったのではないかとも噂されていた。
しかし、実艦の1番艦クイーン・エリザベス(以後QE)と見比べると
- 「メインマスト型王笏の柱が太い(QEは三脚で1本当たりは細いのに対しウォースパイトは単脚で太くなっている)」
- 「QEでは38.1cm砲塔上の円筒形のエリコン機銃座に支柱があるがウォースパイトにはない」
- 「高角砲がQEでは密閉砲塔の11.3cm連装高角砲だがウォースパイトは開放砲架の10.2cm連装高角砲」
- 「QEでは近代化改装時に撤去された砲郭式6インチ副砲がウォースパイトの艤装の背もたれ後部には残っている」
と相違点は確りと反映されている為、クイーン・エリザベス用のイラストをそのままスライドさせたわけではないのが確認出来る。寧ろ最初にクイーン・エリザベス級は「玉座型艤装」と設定したのでそれに合わせてウォースパイトもその様に描かれた可能性が高い。
また一部の提督からウォースパイトがQE級2番艦なのでエリザベス2世の姿を模して描かれたのではないかとも考察されている。(そうだと仮定すると1番艦であるQEのデザインはエリザベス1世の肖像画を元にデザインされるのだろうか?)
2024年に実装された姉妹艦のヴァリアントは、ウォースパイトと比べ装飾が控えめであり、宝珠は持っていない。このことから考えると、QE級の特徴となるのは玉座型の艤装と言えるだろうか。
晴れ着mode
2018年1月1日のアップデートで初の限定グラフィック「艦娘新春【晴れ着】mode」が実装された。
英国らしく「薔薇」をあしらった赤い振袖姿で、普段の落ち着きとは裏腹に子供のようにはしゃぐ姿を楽しめる。
中破するとむくれ顔になる。折角の着物が台無しにされたのが悲しいのだろうか。
Uchidaシュー
洋菓子のヒロタとのコラボで艦娘モチーフのフレーバーのうち、ウォースパイトにちなんだ「ロイヤルアールグレイとダージリン」のシューアイス。(発表当初「一人だけダジャレかよ!」とツッコんだ提督が多数・・・)
この際描き下ろされた絵柄のうち、ウォースパイトだけは「切り揃えられた2:8の前髪」と中の人に近い髪型となっており、顔付きもややウォースパイトと異なる。
こうした「公式のお遊び」は過去にも例があったが、何の因果か「その艦娘も英国出身」であり「同じ絵師」でもあった。
この性格から逃げるつもり?面白い。艦隊、増速!追撃します!
気位が高く、礼儀正しくて淑やかで気品のある淑女。MVP時でも周囲への賞賛を忘れないなど気配りもできる。
ただし戦闘では熱くなり、言動に子供っぽさが垣間みえる。
提督のことはとても信頼しており、ビスマルクの件からもその程が見て取れる。
秘書艦としても優秀だが、安易なタッチは厳しく咎められ、説明を求められる。
また、提督の手料理に関しては他の複数の艦娘同様に好意的な反応を示している。
『イギリス人と言えば紅茶党』というステレオタイプの印象を持たれるが、17世紀半ばから半世紀ほどの英国ではコーヒーを提供する「コーヒーハウス」が紅茶より流行していることから、午前6時の時報では紅茶かコーヒーか選択の余地を与えている。
梅雨限定ボイスでは提督に心配されて「雨の日は古傷が痛むの」と答えている。
この古傷は晩秋ボイスでも言及しており、特にフリッツXの存在を思い出すと不意に痛みに襲われる様子。
イギリス式の造艦技術を基に建造された日本戦艦には親戚意識があるのか非常に友好的であり、同郷出身の金剛を慕っているようで、放置時に金剛姉妹の部屋に遊びに行きたがる。
また、時報では長門型・扶桑型・航空戦艦(伊勢型?)・大和型に対しても、艦橋に感激したり、迫力に圧倒されたり、名前を知っていた相手に会えたことに大喜びしたり、ケーキを御馳走して感謝されたり、瑞雲に興味を示したりと、仲良くやっている様子。
一方、その扶桑型の艦橋を「和のアート」と評するなど、ブリティッシュジョークも効くようだ。
午後10時の時報では、イタリア(リットリオ)、ローマとフリッツXについて語り合っている。
自身がマタパン沖海戦で撃沈したザラとポーラの姉妹に挨拶すると逃走されている(声をかけた本人は何故逃げるのか不思議がっているが)。
ビスマルクは2度の世界大戦で対決したドイツ生まれということで、当初は「こんな奴まで居るのか」という感じで呆れていたが、提督に「良い子達だから」と諭されて気を許し、挨拶に向かう。
彼女が実装された時点で登場済みの戦艦の中では唯一、アイオワに関する言及がない。
Good morning, admiral!It's My Historical fact.
史実のウォースパイトについては以下の記事を参照
Performance?悪くないわね。私は好きよ。
金剛型とほぼ同程度の燃費である。しかも改装しても燃費が変わらない。それでいてステータスは金剛型改二に匹敵するなど、コストパフォーマンスに大変優れている。
また、幸運の値が初期状態で雪風をも凌ぐ55、改装すれば70、まるゆによる改修を行えば、最大109にまで到達する。それまでトップであった初霜を大幅に上回る数値であり、夜戦では高確率でカットイン攻撃を出してくれる。これは、第一次世界大戦当時から最前線にあり、数々の激戦を潜り抜けながら1956年まで生存した史実によるものと見られる。
2021年8月31日のアップデートで、改は高速化する事で連合艦隊の第2艦隊に組み込めるようになった。本来、低速戦艦(巡洋戦艦扱いのガングートを除く)は高速+まで速力を上げなければ連合艦隊第2艦隊に組み込めないのだが、この変更によって速力強化のために必要な装備の数が減り、他の低速戦艦と比べて自由度が高くなった。金剛改二丙の夜戦僚艦突撃の条件にも指定されており、連合艦隊で発動が狙いやすくなってもいる。
欠点は低速と装甲の薄さで、改装レベルも金剛だと改二に相当する75と高い。
いい関連イラストね。Thank you very much indeed.
Related Tags?了解、待ってて。
イギリス海軍 RoyalNAVY クイーン・エリザベス級戦艦 ウォースパイト
アークロイヤル(艦隊これくしょん):同郷の正規空母で2隻目のブリティッシュ艦娘で4隻目の海外空母。
ジャーヴィス(艦隊これくしょん):同郷の駆逐艦で3隻目のブリティッシュ艦娘で4隻目の海外駆逐艦。ウォースパイトとは多くの海戦で一緒に戦っており、ウォースパイトに次ぐ13個の名誉勲章を受賞している。
ネルソン(艦隊これくしょん):同郷の戦艦で4隻目のブリティッシュ艦娘で2隻目の英国戦艦で3隻目のビッグ7。
ジェーナス(艦隊これくしょん):同郷の駆逐艦で5隻目のブリティッシュ艦娘。海外駆逐艦としては11隻目。ジャービスの妹艦で夏イベント時に実装されたボイスで彼女を連れて帰る事が目的である事が述べられていた。
シェフィールド(艦隊これくしょん):同郷の軽巡洋艦で6隻目のブリティッシュ艦娘。海外軽巡洋艦としては8隻目。ビスマルク追撃戦にも参加していた。
ヴィクトリアス(艦隊これくしょん):同郷の装甲空母で7隻目のブリティッシュ艦娘。初期段階から装甲空母として運用できるのは海外艦では初(日本海軍を含めるなら2隻目)。彼女もビスマルク追撃戦にも参加していた。アークロイヤルに対して「うそ、まだSwordfish使ってるの!?」といってしまう。
ロドニー(艦隊これくしょん):ネルソンの姉妹艦。こちらもネルソンタッチを使用可能。
ジャヴェリン(艦隊これくしょん):ロドニーと同時に実装された、3隻目のJ級駆逐艦。
ヴァリアント(艦隊これくしょん):姉妹艦。ウォースパイトとどちらかを旗艦とすることで特殊砲撃が使用可能。
金剛型:1番艦の金剛(艦隊これくしょん)が英国製
榛名(艦隊これくしょん)、霧島(艦隊これくしょん):史実では起工・進水・竣工がすべて同年。
前回イベ | 今イベ | 次回イベ |
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開設!基地航空隊 | 迎撃!第二次マレー沖海戦 | 発令!「艦隊作戦第三法」 |
同期実装 | ||
二次創作関連
障害者 | | 史実のウォースパイトは生涯に亘って舵の故障に苦しめられており、そこから歩行困難などの身体障害者として描かれる事もある。ただし、「コンプティーク」2016年10月号に「玉座型艤装【戦闘展開mode】」として立ち絵のラフ設定画が掲載されており、前述の晴れ着modeでも立った姿で実装されているなど、少なくとも公式としては重度の障害があるという設定ではないらしい。公式4コマでも普通に歩き回り、ガーデニングを趣味としている様子が描かれる。ただし2017年梅雨ボイスや晩秋ボイスでは「古傷が痛む」と言っていることから、障害はないにしろ史実に基づいた傷がある可能性は考えられる。艦これアーケードのカットインでも立ち上がって砲撃する姿が確認できる。(晴れ着Modeでは普通に水上に立っている) |
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英会話 | | 声帯の妖精さんは18年間オーストラリアに住んでいた帰国子女で、日本語より英語が得意との事(2016年10月21日の『「艦これ」鎮守府秋刀魚祭りin 横浜泊地』にて)。このためか英語圏の提督勢からも「アイオワと金剛に英語を教えてくれ」などと言われるほど(一応金剛の中の人は学生時代に英検準一級に合格したくらいの英語能力の持ち主ではあるが)。但し「Admiral(提督)」を「アドミラル」というより「アドマイラル」に近い発音をするなど一部の発音の豪州訛りが強く、英国式としては古臭い発音に聞こえるとの指摘もある。 |
大根おろし | | 艦これ特有の珍イベントのステージライブにて、声帯の妖精さんが法被姿で大根を下ろす役になったことから派生したネタ。これ以来、声帯の妖精さんがライブイベントに出演すると何かしら摩り下ろされるのが定番となり、それに加えて自身の出演するネットラジオ「ルミカリキュラム」では大根おろしについて一家言持つ謎のキャラを確立。挙げ句の果てに2018年の追加ボイスでウォースパイトが大根おろし担当に就任した。公式が病気である。なお声帯の妖精さんが出演する他の作品でも「すり下ろし声優」が一種のお約束になってしまい、あみあみチャンネルの「内田秀のIt's 秀 Time!」では「すりおろし部屋」と称するコーナーまで登場するほど。 |
衛兵:24時間警備しているので夜戦突入が困難。バッキンガム宮殿の衛兵にちなんだものと思われる
MI6:イギリスの情報機関であるSIS(秘密情報部)の部署。艦これでは憲兵さんこっちですの英国版としてこちらに通報する→MI6さんこっちです