大根おろし
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だいこんおろし
大根の加工品の一つ。おろし金となどですりおろし、食べやすくした大根。
消化を補助し、日本食の様々な付け合わせや調味料として使用される。
大根はおろすことで細胞内の成分が滲み出し、消化を助け、殺菌作用を発揮するようになる。
また普段から生食の機会に薄い大根をダイレクトに生で食せるので、普段は熱にやられて消えがちな各種酵素や、水溶性で流出しやすいビタミンCも摂取できる。
ただし、同時に辛味成分「アリルイソチオシアネート」も流れ出すため、普段では感じない大根固有の辛味も表在化する。
辛味は先端部分ほど強く、また夏の若い大根おろしがより辛味が強くなる。
その辛味を抑える(なくす)には、放置するか加熱するといい。
焼き魚に大根おろしを添えるのは、古くから「魚の毒を消す」と信じられてきたため。
実際、大根おろしの消化酵素で焼き魚の脂を消化しやすくするため相性は良く、特に脂の多い魚を食すときに脂っぽさを消す意味でも効果を発揮する。
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