「オラオラ~!」
CV:西尾徳
概要
第38話『若返れ! 天才頭脳』に登場。
50年前に1mgで10万人を殺せるケタゾンガスを開発した中村太郎博士を捕らえる任務にメギド王子が失敗した後、女将軍ゼノビアがカー将軍に製造を依頼したメカシンカ。
盾のダイヤルで対象を何歳にするか決めて、ローズゼリービームで若返らせることができる。これは5回しか使えず、効力は5時間しか持たない。
中村博士を25歳の頃に若返らせたうえで拉致し、再びガスを開発させて人類を根絶やしにするゼノビアの作戦に従事する。
活躍
メギドが中村博士の拉致に失敗した後、ゼノビアの依頼により創造され、メギドの二度目の出動に随行。「ローズゼリービーム・25」によって中村博士を25歳にせんとするも、弾の投げた石がダイヤルに当たったせいで針が10歳を指してしまい、彼を10歳にしてしまう。
メギドの命を受け、ダイナマンを1歳にするようビームを放つも回避されたため犬に当たってしまい、更に大木を1歳に変え縮小させるも、ゼノビアにメギドと共にグランギズモに送還され、ビームを無駄撃ちした咎でゼノビアよりメギド共々折檻を受ける。
三度出撃し、今度こそ中村博士を25歳にしようとするが、彼の蹴とばした靴がメーターに当たったために彼が24歳になってしまう。四度目の出撃の際、駆け付けたダイナマンと激突し、ダイナピンクと剣戟を繰り広げるも敗北し、そのままニュースーパーダイナマイトに散る。
ビッグバン・ビームで巨大化すると痺れ花吹雪でダイナロボを攻撃するが、最期は科学剣・稲妻重力落としで葬られる。
この失敗で帝王アトンの堪忍袋の緒が切れ、メギドは全ての尻尾を切られて千年洞窟に落とされる。
余談
冒頭でメギドは変身前のダイナマンに中村博士を拐うのを阻まれる醜態を晒しており、権謀術数を巡らすゼノビアがいなくとも遅かれ早かれ処罰されていたと思われる。
デザイン画や旧設定では女怪人であることを想定したものになっているが、声優は男性が担当している。
関連項目
PPチープリ:『激走戦隊カーレンジャー』に登場した、老人を若返らせる作戦を行った怪人(固有の能力ではなく、こちらはアイテムを使用している)。
脚本は『若返れ! 天才頭脳』と同じ曽田博久氏が手掛け、こちらでも若返った老人が青春を求める展開があるが、ギャグ寄りの作品ということもあって内容はオブラートで包んだような印象。