我儘の極意

わがままのごくい

漫画版『ドラゴンボール超』でベジータが破壊神の力を身につけた姿。

「破壊の神が教えてくれたんだよ。本能のみに突き動かされる力には･･･上限がない･･･ってな」

「あんなつまらん技と一緒にするな。カカロットが身勝手なら、オレは我儘だ! 我儘の極意とでも呼びやがれ」

概要

初登場時では正式な名称は出てきておらず、読者からは破壊神ビルスや以前アニメ版で登場した破壊神トッポの名に倣い「破壊神ベジータ」の名で呼ばれていたが、次の回では身勝手の極意に対してベジータは「我儘の極意」と名付けた。

後ろ髪が少し伸びて超サイヤ人3の様に額の骨が隆起し眉毛は消失、虹彩が透き通り瞳孔が色濃く目立っているのが特徴的。

左耳にはビルスたち破壊神と似た耳飾りをしている。これは破壊の技を使う者の証である。

白黒の漫画版限定の変身のため、今の所、配色は不明だがファンアートでは破壊神のオーラとして使われる紫色を中心とした配色で塗られる事が多い。

悟空がウイスなどの天使や大神官の技である身勝手の極意を身につけたのに対して、ベジータはビルスなどの破壊神の技を身につける形となり、その修行の果てに身に付けたのがこの姿である。

ちなみに悟空は漫画版で「破壊」をザマス相手に既に使っているがこちらは見様見真似である。

攻防に最適な動きを「身」体が「勝手」にとるから身勝手の極意

本能＝「我」の赴く「儘」に暴れ回るから我儘の極意

身勝手も我儘も本来同じく「周りの意見や空気を無視してやりたい様にやる事」を意味する言語だが、戦闘におけるお互いスタイルの違いを同じ意味の言葉で表す作者のセンスに脱帽である。