概要
南小陽の友人で、セミロングの髪型が特徴。
登場後長らく名字が不明だったが、喪191で美馬(みま)と判明する。
当初はモブキャラのような扱いで、悪口仲間のノリ・マキとつるんで登場する事が多く、3人の共通点として目が描かれない事が挙げられた。
2年生の頃は南さんと同じクラスだったが、3年生へ進級した際異なるクラスに振り分けられてしまう(サチノリマキは4組で、南さんが5組)。
智子はサチの顔を単行本18巻の特典漫画で「特徴がない」「表情めちゃくちゃ怖い」などと評しているが、何回かナンパされている位には整っている模様。
人の悪口で盛り上がりたいと思っている点では南さんと同類だが、心の中で思っても自分から直接口に出すことはない。一方で南さんは思ったことを容易に口にするので、彼女に相槌を打つような調子で悪口を楽しむ様子が窺える。その様な役回りなのか、サチの登場時には「サチの視点による南さん」がモノローグとして語られている。
その南さんに対してはクラスで孤立気味な事を陰でせせら笑う一方、後先考えずに悪口を言う様を「やっぱいいわー」と思っていたり、色々と複雑な感情が渦巻いているようである。
転機
喪188で、自分の誘いを断った南さんが二木さん達とゲームセンターに屯っている所を目撃した際に、初めて目が描かれた。少し吊り目気味でハイライトのない大きな黒目が冷やかにねめつけると言う、少々ホラーがかった描写である。このシーンは当時の読者にも少なからず衝撃を与え、SNS上では開眼等と呼ばれ話題となった。
後に南さんがマキの彼氏を侮辱するような発言をした際、険悪になった場の空気に乗る形でグループを崩壊へ導く行動をとった。その後は以前のような目が描かれない描写に戻り、サチやノリとの悶着でクラスに居辛いのか、校舎裏で1人昼休みを過ごすような状態となった。しかしそこに単身現れた南さんと罵り合いとも言える本音トークを交わした結果、一緒に校舎裏で昼ご飯を食べる関係になっている。南さんと打ち解けた後は、また目が描かれるようになった。
校舎裏で1人飯をしていた際、同じくクラスに居辛いらしい智貴(主に紗弥加のせいで)と接触した事をきっかけに交流が生まれ、彼を意識しているような素振りを見せている。智貴が吉田さんと話している所を見た際は、苛立っている様子を露わにした。
他に田中真子とも親しく、1年生の頃は南小陽、田中真子、田村ゆりらとグループを作っていた。
上述の開眼イベントが集計時期に近かった事もあり、わたモテ連載10周年記念の人気投票では後発のキャラでありながら5位を獲得し、コンビ投票でも南さんとのコンビで4位となっている。