プロフィール
フルネーム | エリシャ・エルフリーデン |
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種族 | 人間族 |
初登場話 | 文庫1巻 |
CV | 井上喜久子 |
概要
エルフリーデン王国前王妃、アルベルトの妻でリーシアの母。先々代の国王と第三正妃の娘。王族。十台後半でリーシアを産んだため、まだ四十手前である。
温和な性格でいつもニコニコしている。
娘リーシアにとっては、侍従セリィナ、陸軍大将ゲオルグ・カーマインと並んで頭が上がらない人物である。
ソーマが王位を継ぐことには肯定的。婚約者にされて戸惑うリーシアにソーマと対話するよう促す。
闇系統魔法の使い手で、能力は「過去の対象に自分の記憶を送ること」。この能力で暗殺が頻発した王位継承争いを生き抜き、婿をアルベルトに選んだ。
また「ソーマに王位を譲らなかった世界」での記憶をアルベルトに送ることで、ソーマの政策が円滑に進むようにした。
父王(ソーマからみて先々代)が後継者を指名せず、また拡張路線からくる混乱も解決しないまま家臣に討たれ死亡したことで、貴族・騎士階級の派閥争いの代理戦争の様相を呈する王位継承争いが勃発した。
彼女はそんな王位継承争いから逃れるため、王都から遠い田舎の山間部に領地を持ち権力闘争とは無縁の弱小貴族アルベルトと結婚した。しかし、王位継承争いはエリシャ以外の王族が全員死亡するという形で終結し、唯一王家の血を引く彼女が王位を継承、夫アルベルトに実権を委ねるに至った。
関連タグ
ミレリア=Q=メルロマルク:『盾の勇者の成り上がり』の登場人物。中の人つながりであり、夫が婿養子かつ実権を握っている点も共通する。