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オルトクレイ=メルロマルク32世

おるとくれいめるろまるくさんじゅうにせい

オルトクレイ=メルロマルク32世は、小説「盾の勇者の成り上がり」の登場キャラクターである。
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概要編集

CV:仲野裕


盾の勇者の成り上がり編集

盾の勇者を陥れ続けた愚王編集


四聖勇者が召喚されたメルロマルクの王。マルティ=S=メルロマルクメルティ=メルロマルクの父親。

召喚された四聖勇者への事情の説明や仲間の斡旋なども行った。

尚文がマインに冤罪を掛けられた際には無実を訴えられるが一切聞き入れず罵倒。その後も何かと尚文への邪魔や差別的行為を繰り返した。

そのため尚文から恨まれ内心クズ呼びされている。

実は亜人の国シルトヴェルトに関係する因縁から、シルトヴェルトの建国及び代表四種の創造に深く関与し、国教である盾教の神として信仰対象になっている「盾の勇者」に激しい恨みを持った人物であり、最初から盾の勇者として召喚された岩谷尚文のことを内心で敵視していた。


メルロマルクは女王国であり、王配である彼は女王である妻ミレリア不在時の代理。

波が初めて発生した時にちょうど外交のためミレリアが不在であったこと、そのまま国際会議と四聖召喚に立ち会うために彼女は直接フォーブレイに向かったこと、女王が不在時に政治的判断を任せていた領主が波が起きた際に領民を守るために戦死してしまったことなどが重なって、一時的に彼に権力が集中していた。

そこに四聖召喚に必要な遺物をフォーブレイから秘密裏に盗み出していた三勇教の陰謀、それと共謀したマイン、家族に甘いオルトクレイの脆さと愚かさが重なって、四聖召喚が本来の最高権力者不在のメルロマルクで行われ、尚文の受難の日々が始まってしまった。


尚文の敵であるものの、結局は彼も三勇教とマインに良いように利用されており、三勇教の暴走や、それに便乗して妹であるメルティを殺害しようと目論むマインの悪逆には全く気づいていない愚鈍さを晒した。


女王が帰還するとともに、盾の勇者への迫害だけでなく、三勇教やマインの陰謀をろくに疑いもせずに利用されたことを「昔のアナタなら内心ではどんなに嫌っていても飼いならす度量があった」「昔のアナタならもっと知恵が回った」嘆かれながら何度もしばき倒される。


盾の勇者に行った数々の行為の罰として尚文から処刑を要求されるが、ミレリアの交渉で考え直した尚文によってマルティ共々改名の罰を受けてオルトクレイからクズ(クズ=メルロマルク32世)へと正式に名前を変えられ、王族としての権限をはく奪され、さらに心からの反省の意思が見えるまで定期的に屈辱を与えられることになった。

これらの処遇の際に、女王が昔のオルトクレイから落ちぶれてしまったことを嘆いてたことや、王族の権利を剥奪するために女王が関係各所への根回しや調整が必要など影響力の大きさが描写されているが、処刑を要求したり改名させていた頃の尚文は恨みが先行して深く気にしてなかった。


後に盾の勇者を信仰する亜人による戦争と侵略の中で杖の七星武器に選ばれ、杖の勇者として活躍し、英知の賢王として味方からは敬われ敵から畏怖される英雄として名を馳せた人物であったことが判明する。

尚文はリーシアからそのことを教えられるが、無知の愚王の間違えだろと、信用しなかった。


世界支配を掲げて他の国を脅かしていた当時のシルトヴェルト及びその王であるハクコ種タイランとの激戦の末に打ち勝ち、メルロマルクどころか幾つもの国を救ったため、今なお影響力が強く、彼一人の安否や動向で戦争すら起きかねない。そのため、女王も処遇にはだいぶ気を使っていた。特にシルトヴェルトに関してはオルトクレイさえいなくなればそのままメルロマルクを攻め滅ぼそうという過激な意見も強い。


しかし、尚文がクズや愚王にしか見えないと感じていたように、現在は強い憎しみに心が囚われたことで英知を謳われたその明晰な頭脳さえも曇り果て、登場当初は杖の眷属器も力を貸すことを止めている状態にある。

ただし奴隷紋無効等の最低限の加護は与えられており、女王帰還後にマインが罰として奴隷紋で拘束されたにもかかわらず彼には施されなかったのはそのため。



盾の勇者を信仰する亜人に家族を殺され続け、自分の手で家族を殺してしまった復讐者編集


元々は四聖勇者を平等に崇め、人間と亜人が共存しているフォーブレイの末席王子で、かつてはルージュ=ランサーズ=フォブレイという名前であった。


しかしある時、人間を蔑み盾の勇者のみを信仰するシルトヴェルトによって両親共々親しい者を妹のルシア一人を除いて皆殺しにされてしまう。しかもフォーブレイ国は政治的理由でシルトヴェルトを罪に問わずルージュは王族の位を剥奪されてしまう。


それに激怒したルージュはシルトヴェルトと戦争しているメルロマルクに妹と共に移住し、正体を隠すためにルージュ=ランサーローズという名前に改名し入隊して将兵として活躍。数々の名声を得て、当時王女であったミレニアを始めとする多くの女性からも慕われる英雄となる。

大公にまで出世し婿入り。メルロマルクの王配・オルトクレイ=メルロマルク32世となった。


たった一人の遺された家族であり溺愛していた盲目の妹ルシアも戦乱の中で致死量相当の血を残して消えてしまったことでさらに復讐心を募らせ、またミレニアとの間に産まれた娘であるマインが産まれた後から少しずつ様子がおかしくなり始めていたが、それでもこの時はまだ理性が勝っており、世界支配を狙っていたシルトヴェルトの王であるハクコを倒したことで一度溜飲を下げ、一先ずはシルトヴェルトを飼い慣らす事を前提として和平しようとした。

だがその一環として来ていたシルトヴェルトからの来賓によって息子シゼルを毒殺、さらに使われた毒薬が対象を魔物化させる危険薬物「ウロボロス劇毒」だったためウロボロスの使徒と化した息子を自らの手で殺害してしまう。


これらの出来事により「二度と家族を喪いたくない」という家族愛が肥大化し妻や子供を溺愛する一方で、ハクコを始めとしたシルトヴェルトと亜人種そして彼らの信仰の対象である盾の勇者を過剰に目の敵にし、マルティや三勇教に乗せられて、尚文を陥れ続けていた。


改名後も宴会で尚文に振舞われる料理に下剤を盛ったり、尚文を見かけるたびに騒ぎ立て杖の勇者である事が判明しても強化方法を頑なに教えなかったが、殺されたと思っていた妹の忘れ形見で妹と瓜二つのアトラとその兄フォウルに出会い徐々に態度を軟化させていき、尚文に突っかかることもなくなった。


家族に家族を殺され、盲目的な家族愛から目が覚めた杖の勇者編集

タクト一派や彼と通じていたマルティ改めヴィッチ達の手によりアトラとミレリアを殺されるが、息を引き取る直前のミレリアから後のことを託される。さらに直後の尚文の叱責により立ち直り、杖の勇者、そして英知の賢王として復活し尚文と和解する。その時に自身のこれまでの蛮行の愚かさに気づき、自らクズを名乗り続けることを決意する。


英知の賢王の名は伊達ではなく、タクト戦では四聖全員から現代日本の科学や航空技術の話を聞き、尚文の村の視察に赴き作戦に必要な要素を搔き集め、さらにタクトの性格を参考に敵側の行動を予測し見事に的中、そして自らが得意とする地形を活かした策と圧倒的な指揮力を持って勝利に導いたことで尚文達だけでなくかつての戦争を通して英知の賢王の実力を知るシルトヴェルトの面々を慄かせた。


女神の尖兵戦では持ち前の頭脳を生かし配下や仲間を使い敵を足止めしつつ敵のみを魔法で焼き払ったり、魔法の二次効果をかすることなく躱すなどの活躍をし女神軍を蹂躙した。

最終決戦では死んだミレリアが女神の傀儡として復活・敵対するも自らの手で奪還に成功、妻と共に女神撃破に貢献した。


女神戦後はメルロマルクの女王となった娘メルティの補佐をしつつ魔法技術の発展に力を入れる一方でキール主演の演劇「盾の勇者の物語」では自分役、自身の半生を描いた演劇でフォーブレイ王のアレンジ役で出演した。

和解後はこれまでとは一転して尚文を気に入り、娘の鶴の一声で尚文が大公に就任した際には我先にとメルティの婿として認めるどころか「早く孫の顔が見たいですな」とまで言い出した。


エピローグの歴史書では壮絶な人生に惹かれる者は多いと記された。


web版と他メディアとの差異編集

書籍版ではweb版で描かれた「兎の着ぐるみを着せられる罰」やマルティことヴィッチをフォーブレイ王の元に嫁がせると決まった際の反応が変化する(web版での同場面では泡を吹いて気絶だったが、書籍版ではミレリアからヴィッチを豚王に嫁がせる予定だったという話を聞いて戦慄に変化)等いくつかのコミカルな部分が鳴りを潜めておりシリアスさがより際立ったキャラクターとして描かれるようになった。

またweb版ではタクト戦の後で捕らえられたヴィッチを完全に見限り処刑するが、書籍版ではタクト戦でヴィッチが逃亡しているため手を下していない。自分では手心を加えてしまうかも知れないとまだ未練を残しつつも、尚文に息の根を止めてくれと伝えており覚悟を決めている。

尚文からの依頼でラフタリアの従兄弟にしてクテンロウの元天命・ルフトミラに政治や戦術を教えた事で彼が化けるきっかけを作った。


アニメ版では断罪の描写が変わっており、原作では尚文が積年の恨みとばかりに死刑を提案し、ミレリアが生かして苦しめた方がいいと権威剥奪と改名させたのに対し、アニメではミレリアの方から処刑しようとするが、尚文がミレリアが本心では処刑を望んでいないことに気づき、執行直前で改名の罰を提案した形になっている。

また13話でメルティの捜索報告を受けた直後に「またわしから家族を奪う気か。盾め!」と呟く一面が描かれ、原作での断罪時に「盾が悪い!」としか言っていなかったのに対し「家族が受けた災いを此度も必ずもたらす!そんなことは断じて許さん!」と訴える等、上記の「盾の勇者を崇める亜人により家族を失った」という盾の勇者を憎む理由が原作よりも早くに強調された。


(真)槍の勇者のやり直し編集

元康から改名後の名前であるクズと呼ばれ、尚文に害しか与えない老害と認識されている。

本編では見られなかったが盾を擁護するものも反逆者と見なして隙あらば殺そうと企んでいる。


シルトヴェルト編では三勇教と手を組んでシルトヴェルトに戦争を仕掛けるが、女王に偽物の謀反者として扱われ捕虜にされる。(殺すと杖の眷属器が飛んでいってクズが七星勇者である事がバレてしまうため)


フォーブレイ編では冤罪事件が発生したその日の内に元康によってマルティと一緒に殺されるが、それを隠蔽して三勇教徒の影武者が王に成り代わってしまう。新しい教皇を据えた三勇教とミレリアの親戚筋の女性と共に国を乗っ取る形で暴走、国を贄にして悪魔を召喚する事態となってしまう。

オルトクレイの魂は真の黒幕である悪霊として復活したマルティによって束縛されてしまっている。一度はオルクトレイの死によって離れたはずの杖の眷属器によってその魂は護られたが、同時に杖がマルティに不正使用されることにもなっていた。

死した後でマルティの本性を知り、事態の収拾のために駆けつけた四聖勇者たち及びその仲間とミレリアとメルティの奮戦の中で、マルティの隙を見て杖と共に彼女の束縛から逃れ、ミレリアに杖を託して消えた。

また三勇教と関わりがあったのは事実だが政治には踏み込ませないようにしていたとミレリアの口から明かされた。


ゼルトブル編後編ではミレリアの願いもあって殺されはしないものの、クズと改名され牢に幽閉されてしまう。

こちらの世界でもアトラと会った際に大人しくなり、アトラやミレリアに牙を剥いた三勇教に引導を渡し杖の勇者としての使命を再自覚するが、マルティの本性を自分の目で見なかった事アトラもミレリアも死ななかった事戦争にならなかった事改名の罰を与えたりアトラとフォウルを奴隷にしたのが元康だった事等の要因が重なった事で本編のように四聖勇者らと和解はできなかった。


真・槍の勇者のやり直しの真・チュートリアル編では突如行方不明になったマルティを探すためにギルドを通して呼びかけを行っていたところ、タクトが駆け付け彼にメルロマルク国内での活動を許可・勇者同士の活動を推進した事で錬と樹が殺される遠因を作ってしまった。

マルティがタクトに殺された(という尾ひれのついた噂)事を聞き、ミレリアからその証拠を見せられた際には意気消沈した模様。


シルドフリーデン編ではタクト一派の手により脱獄。

同じくマルティを奪われた者であるタクトと結託し自身が先の戦争で得た情報(元康が異常に強い事とフィロリアルを飼い慣らしている事)を伝えた上で「奴らと本気で戦うならあと十年は修行しろ」と釘を刺す。

しかしタクトが十年はおろか半年足らずで元康と尚文達の復讐を実行に移してしまい自身もそれに便乗。

タクト一派にフィロリアルの卵を巻き付けさせ人質とし元康の動きを封殺、尚文と殺し合う事を強要したものの尚文の仲間達の尽力でメルティやミレリアを奪還され、さらにミレリアからアトラとフォウルを介した説得を受けてしまう。

それを見かねたタクトによって本編同様ミレリアに重傷を負わせられた事で彼と決別、敵であった尚文と元康に妻の救助を懇願し、元康達を倒すための修行を疎かにしてでも復讐を早まって実行に移したタクトをダメ出しし自害を勧める。

最終決戦後、タクト一派の情報を提供する形で協力するようになり以前よりも大人しくなった模様。


伝承のフィロリアル編では前述のシゼル毒殺の詳細が明かされ、(元康が仕込んだ)ウロボロス劇毒によってマルティが使徒化するのを目の当たりにし、息子を喪った時のトラウマが蘇り、さらに息子の毒殺にマルティが関与していたと思われる証拠が発見された事で「表情から覇気が無くなり、日に日に老いが進んでいってる」と称されるほどに完全に意気消沈した。


…と思われていたが、元康がクズの精神にトドメを刺すつもりで連れてきたアトラとの出会いを機に生気を取り戻し、後から連れてこられたフォウルには「妹を大切にしろ。でなければ自分のようになる」と優しく諭し、自分とは会いたくない事をわかっている上で映像水晶を通して尚文に土下座謝罪をする程に性格が変化。


それでも自分は「どうしたら尚文や亜人達に償いができるか」「こんな所で平和を謳歌していいのか」と考えていた際に自分を尋ねに来たフレオンから「悩んで黙って罰を受け続ける事だけが罪滅ぼしなのですか?」という言葉を機に決意。


自分達の世界の脅威が払われた事を耳にし、同時に別の世界が波の脅威に曝されておりいずれこちらの世界にも来ることを想定し、ならばそこで償いをしようと志を同じくした剣の勇者弓の勇者、そしてフレオンやブラックサンダーらフィロリアルと共に神鳥騎士団という武装勢力を結成。自分はその代表としてフィロリアルクロスという鉄仮面の男に扮し「世界と世界、異なる者同士を繋ぐ」事を信条に、先にグラス側の世界に渡ったガエリオン(メス)の思惑を完全に潰す勢いでその世界の転生者達を駆逐しグラス達との友好を結び、尚文側の世界での最後の波の時期に帰還。和平会談と称してグラスとの和解を取り持った。


ミレリア曰く仮面を着けたクズの姿が在りし日の英知の賢王と同じ姿をしているらしく「完全に蘇ってくださった」と絶賛される一方でメルティからは「本気で家出したくなった。普通の両親でいてほしかった」と言わしめるほどにドン引きされた。


会談後も政治の道を進みつつ神鳥騎士団を率いてフィロリアルクロスとしての平和維持活動を続け、ガエリオン(メス)に(時間稼ぎとして)教えられたプラド砂漠も程なくして攻略する等本編以上に英知の賢王として完全に復活してしまった

作者曰く、伝承のフィロリアル編では100%だが本編では40~50%、シルドフリーデン編では15%~20%。本編での数値の低さは「若さが抜けて成熟した軍師のようになってしまった」かららしい。


戦闘スタイル編集

改心後は杖の勇者として、その力を十全に発揮する。スキルに加えて、杖の能力で本人の資質に関わらず大抵の魔法を使用できる。

しかし尚文と一緒に戦う機会があまり無かったため、描写は少ない。


杖に選ばれる以前も戦争で活躍していたはずだが、作品中で杖無しでの戦闘は見せておらず、むしろ尚文に攻撃しないなど戦う力が無いような姿を見せている。杖が無いと戦えないほど弱体化しているのか、杖を宿しているため何らかの制約を受けいているのかは不明。


スキル・魔法編集


フロートミラー

スキルや魔法を反射する鏡を生み出して自在に空中を動かせるスキル。

クズから杖を借りた尚文が使用するが本人も使えるとのこと。


エアスト・ブラスト

魔力を杖にチャージして砲として放つスキル。

クズから杖を借りた尚文が使用するが本人も使えるとのこと。


オーラ

尚文がカルミラ島の石碑から得た援護魔法。女神戦降臨から帰還までの尚文不在時に「王様がナオフミさんの唱える援護魔法」で味方の能力を上げていたとのこと。


高等集団詠唱魔法『氷隕石』

女神戦で使用。巨大な魔法の隕石を落とす。


マジックプリズム

『槍直し』で使用。魔法を乱反射する宝石のようなものを生み出すスキル。フロートミラーの魔法限定の上位版。

自動で敵に標準を合わせてくれるようなものではないため、下手をすると同士討ちになりかねないが、オルトクレイは計算で使いこなせる。


シャインレイ

『槍直し』で使用。高密度の光を放つ魔法。

マジックプリズムで乱反射させ、視界内全ての三勇教徒と教皇を一撃で貫き葬り去る離れ業を見せた。



関連タグ編集

盾の勇者の成り上がり 盾の勇者の成り上がり登場キャラクター一覧

クズ(曖昧さ回避) 老害


光落ち 哀しき悪役


ルルーシュ・ランペルージ若年期であるルージュのモデルとなったであろうキャラ。家族の死を機に名前を変えて他国へ移住、盲目の妹がおり行動原理が「妹を守るため」、仮面を着けた姿で自らを装い己の叡智と異能の力を持って戦争に身を投じる、戦争の末に王となるもやがて疎まれていく等多くの共通点を持っている)

フリット・アスノ老年期であるオルトクレイのモデルとなったであろうキャラ。長い人生の中で家族や親友を殺され続け、老年期には敵に対する憎しみを隠し切れない程になってしまうも最後には英雄として天寿を全うする者繋がり)


千代(愛していた家族を失い特定の対象に憎しみをつのらせたが、最終的には改心した者繋がり)

三虎(迫害されたり家族を失ったことで、敵に対する憎しみを(手段は違うものの)破壊という形で示したが、最後に改心して寿命を全うした者繋がり)

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