変態人妻たち
- ワタナベ
「誰ですか!?そんな言いがかりをつけるのはぁ!!」
1号棟の住民の女性。危険度B。
学童擁護員のボランティアをしているが子供への過剰なスキンシップが問題視されている。その本性は…。
ボブカットにエプロン姿のTHE・団地妻といった身なりだが、穏やかな物腰とは裏腹に相当な鬱屈を抱え込んでおり、自身の性癖に踏み込まれると烈火の如く激怒する情緒不安定な人妻。
作中で初めてリビドークロスを装着して現れた人物であり、単行本の表紙にも選ばれた変態人妻怪人第一号。
- イチノセ
「私の裸はね・・・芸術品なの・・・」
2号棟の住民の女性。ヨシダ曰く「妖艶な女性」。危険度B。
下品な夫に辟易しており、夫婦仲は冷めている。自分の身体には性的な魅力があると認められたいが、下品な目では見られたくない、男に下に見られたくない、軽んじられたくないという解消する術の無い鬱屈した感情を抱いており、そんな彼女が取った行動は…。
7話での再登場時には「自分たちは世間から抑圧されている」「変態人妻である自分たちを受け入れて欲しい」と主張。さらにショウダから折檻されている時には被害者ムーブをしたのだが、既に他の住民に迷惑をかけているうえ、自分たちが人に迷惑をかけているという自覚が皆無に近いため、完全に手前勝手な主張であり、読者からは精神性が忍者と極道の極道と同じと評されている。
自らの変態性について積極的なことから「変態人妻自助の会」を設立。B級人妻を纏めるリーダー役を務める。
- ミズタニ
「えへへへへぇ~♡ローションパーティーの始まりですよぉ~♡」
3号棟の住民の女性で水泳のインストラクターをしている。危険度B。
ローションプレイを好むが大量にローションを使うため、夫からは邪険にされており、団地内でもローションで配管を詰まらせることが問題視されている。
度を超したローションプレイこそはた迷惑だが、本人は素朴で素直な人妻であり、あまり鬱屈や劣等感を抱え込まないタイプである。
「隠れなきゃ・・・隠れなきゃ・・・」
4号棟の住民の女性。小動物系の合法ロリ人妻。
強引なセールスレディに怯え、リビドークロスの兵装だと思われるダンゴムシのようなスーツの中に引きこもり、他者との接触を拒んでいる。無闇矢鱈と災難に見舞われている薄幸の人妻であり、主人公ヨシダに次ぐ被害者枠である。
- シキジョウ
「旦那は真面目で無欲に限る・・・なぜなら・・・私が自由に火遊び出来るから・・・♡」
5号棟の住民の女性。ゴウダ曰く、「まぁ!見るからにヤリマン!」。危険度B+。
他人の夫を寝取ることが趣味のケダモノ系人妻。倫理観の乏しい間女であり「人の夫を奪うのは気持ちいい」と認識している最低人間。
それまでの人妻達は変態欲求こそあるもののリビドークロスを着るまでは積極的に人を害するほどの悪意は持っていなかったこともあり、明確に他人を不幸にしようとする彼女は危険度B+も納得の性悪人妻である。
標的と見定めたゴウダの夫と火遊びを愉しむのだがそれがゴウダにばれ、命の危機に見舞われたとき、彼女の前に現れたのは…。
第8話で退院したのち警察で事情聴取されることになったが、ハイバラに再びリビドークロスを与えられるとヨシダ同様電気按摩催眠術で記憶処理をされた上で釈放されたが、今後はバニシング排斥婦人会の監視対象にされることとなった。
- サカクラ
「ハッピーィィィィィィイイイイイイ!!♡」
6号棟の住民の女性。危険度B+。
夫を早くに亡くした未亡人で生活が荒んでおり、酒を浴びるように飲む酒乱。元はトラックの運転手で夫とは職場結婚という身。
酔いが回りきると正気を失い、服を脱ぎ散らかして男に性交を求める狂乱の酒婦。一方で酔いが災いして嘔吐もしており、あまり酒には強くないと思われる。元から呑兵衛であり、夫が仕事中に交通事故で亡くしたという経緯から酒癖が悪化。酔い潰れた相手に対して介抱という面目で逆レイプするという悪行に手を染める様になった。
リビドークロスを装着したことで、周囲に気化したアルコールガスを噴霧する危険極まりない能力を手に入れ、あわや大惨事を引き起こしかけたが、団地を守る管理人としての責任感に目覚めたヨシダによって制圧された。
ある意味で、ヨシダにとってはターニングポイントとなった人妻である。
- イカヤマ
「ああ…♡私…♡触手に侵されてるう~♡♡」
8号棟の住民の女性。キリタニ曰く「見るからに地味な人妻。」
幼少期に見たアニメで触手拘束されるヒロインを見て触手フェチに目覚め、夜な夜な林に向かってはタコを体に巻き付けて自慰行為を行っていた。その性癖を看破したバニシング排斥婦人会よりリビドークロスを与えられ、恐怖の触手人妻怪人となって暴走。友人のカタギリに襲いかかり、助けに駆けつけたヨシダをも触手責めにしたがボルタッククローで触手を無力化され制圧された。
しかし、この様子を見ていたキリタニは次のターゲットをヨシダに決定し、彼を排除するべくバニシング排斥婦人会が動き始めるのだった…。