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海藤優の編集履歴2021/12/11 09:42:14 版
編集者:トレビ
編集内容:能力の元ネタ

概要

CV:二又一成

仙水編(魔界の扉編)に登場。

「禁句(タブー)」の能力者。

四次元屋敷にて、同じ高校の同級生である蔵馬と頭脳戦を繰り広げる。

人物

前述通り、蔵馬こと南野秀一とは同じ高校に通う同級生で、学業におけるライバル(尤も事件前は交流はなく、海藤が対抗心を抱いていた程度)でもある。髪型から受ける印象とは違い秀才であり、魔界の扉編までは学年別総合テストでは一度も蔵馬に勝てず対抗心を募らせていたが、文系においては蔵馬を上回っており、この当時から文芸批評や哲学論文といった本を執筆・出版している言語研究のエキスパート。

また、かなりのゲーマーで作中で屈指の難易度を誇る「ゲームバトラー」のクリア経験者であり、「遊熟者(ゲームマスター)」の能力者である天沼とのクイズバトルでは、最終的にクイズの出題順や解答位置などの法則を見抜いた彼に敗れたものの、およそ二万問近くの問題と解答全てを記憶して当初は優位に立った程。ある意味アホだ

当初は自身に勝っていた蔵馬に対し対抗意識を抱いていたが、共闘していくうちに仲の良い友人となっていった。

能力「禁句(タブー)

領域は半径10mほどで、出入りは自由に行える。

「言ってはいけない言葉」を任意に設定でき、それを口にした者の魂を奪う。

このルールは、言葉の意味に関係なく、ただの音の連なりでしかない。

このため、「あつい」を禁句に設定した場合、「熱い」でも「暑い」でも「厚い」でも、全て対象になってしまう。果ては「ああ、ついでに」と言っただけでも禁句に触れてしまう。作中の描写から、禁句の設定は能力者である海藤が直接宣言する事で発動、または変更しており、他には戦いの場となった四次元屋敷の玄関扉に貼られた張り紙の文面が禁句の設定に連動して変化(アニメ版では海藤自身の魂が抜け領域が解けた際に白紙化)しており、これも能力の一端と思われる。

この領域内においては“言葉が全て”であり、暴力行為を含め、ルールを侵す行為は一切不可能になる。また、禁句を口にしてしまった場合、肉体にも霊体にも守られていない無防備な魂だけの状態になって一切の抵抗も出来ず、かつ海藤は干渉可能と城戸の「影(シャドー)」と同じく術中に嵌ってしまえば非常に強力な能力である。

欠点としてこれは能力者自身もこの制約の対象であり、自分で禁句を言ってしまった場合は自身の魂が抜け出て、自力で体に戻れなくなる。

なお、あくまで暴力行為と見做された力や行為を封じるので、ルールに抵触しない範囲内であれば領域内でも別の能力を使用出来る穴があり、作中では蔵馬の植物を操る能力で柳沢の懐から鍵を奪ったり彼を眠らせたり、戦いの場となった部屋一面を植物で覆い尽くすなどしている。

余談

彼は自分の能力を知るために様々な言語の研究をしていたが、その過程で「能力者である自分自身が禁句を口にしたらどうなるのか?」という疑問を解明するために禁句を言ったところ、抜け出た自分の魂を元に戻せず、城戸と柳沢が幻海に救援を求めたのが彼女や幽助らに出会うきっかけとなった。海藤の性格からしてアフターリスクを考慮せず実行したとは考えにくいため、城戸達の立ち合いの下(幻海の事も予め調べていたかもしれない)、事後対策をした上で実験したと思われる。

魔界統一トーナメント編でも少しだけ登場しており、念願叶って総合テストで学年トップを勝ち取ったが、喜びよりも蔵馬が何か問題を抱えているのかと心配し助力を申し出ている。この時に、蔵馬が幽助ら仲間と戦う事になるかもしれない状況にも関わらず悲壮感が感じられない事を指摘している。

トーナメント終了後の時系列では作家としての執筆活動を続けており、知人らしき女性とゲーム対決をしたり、自分の原稿の文章チェックで誤りを指摘されるなどしている。(この女性、何気に海藤に並ぶかそれ以上のゲームの腕前と文章力を持っている)

また、海藤を演じた二又一成氏は、魔界の扉編以前では暗黒武術会編で裏御伽チームの裏浦島、その前の雪菜救出編では戸愚呂兄弟率いる闇ブローカー(妖怪集団)の一員である蛭江を演じている。

関連

城戸亜沙斗 柳沢光成

ビーロボカブタック…第8話のスターピース獲得の条件が「ある人に特定の言葉を言わせる」ことだったが、悪玉ビーロボチーム視力検査の要領で(1文字ずつの音の連なりで)言わせることで勝利した事が、上記の「禁句能力」の罠に酷似している。

残像に口紅を…能力の元ネタ

海藤優の編集履歴2021/12/11 09:42:14 版
編集者:トレビ
編集内容:能力の元ネタ
海藤優の編集履歴2021/12/11 09:42:14 版