神綺とは、
東方ProjectのPC-98時代の作品(東方旧作)『東方怪綺談』旧作に登場するBOSSキャラクター「神綺(しんき)」のイラストに付けられるタグ。
概要
旧作の中では最も近代的な作品、東方怪綺談のラスボスにして、魔界という世界に存在するもの全てを生み出した創造主。
魔界の神である。
その溢れ出るようなカリスマに誰もが圧倒された……などということは決してない。断じてない。
魔界の人間から社会制度まで、魔界という一世界を全て創造するという大事業を成し遂げたが、その魔界は巫女や魔女、妖怪や悪霊に蹂躙される。
ちなみにその原因となった魔界の者が幻想郷に流れ込んで行った異変は、魔界の観光旅行会社が勝手にツアーを組んだ所為で彼女の干渉は無い。
ご愁傷様です。
一応、魔界で暴れた4人に対して「罰」の意味で攻撃を仕掛けたが、返り討ちにあった上、弱い弱いと散々なじられた。
っ本当に、ご愁傷様です。
備考
・他の旧作キャラと同様に、公式のキャラ設定は殆んど存在していない。旧作設定も多くが一掃されたので今ではとても曖昧なものになっている。
しかし、東方星蓮船で魔界が再登場し、さらに聖白蓮が神綺との関係をあからさまに疑わせる大魔法「魔神復誦」を繰り出すなど、間接的にだが神綺に関係がありそうな描写が再び現れてきている。
・Win版に出ていない旧作キャラクターとしては、魅魔と同じく根強い人気を誇り、再登場を期待されている。
二つ名
•魔界の神
•Goddess of devil's world
直訳すると、「魔界の神」という意味。
種族
神
容姿
銀髪のロングヘアーに、二次創作では冗談で「たくましいなw」とまで言われるサイドテールが特徴。
服装は肩口のゆったりした赤いローブのようなものを着用。このローブの元ネタは竹本泉先生著「さよりなパラレル」第一話の宮廷魔術師のローブである。
また背中には悪魔のような羽を6枚生やすことが出来る。
性格
東方キャラにしては珍しく周囲の意見を聞くなど、冷静で大らか。
だが、
- 「私を倒す? 生意気に!! 巫女なんて、神の犬のくせに」と発言したり、
- 負けると泣いてしまったりと、
キレると感情的がむき出しになってしまうなど、若干精神面の未熟さが垣間見える。
夢子が倒された際には「夢子ちゃんは自信作だったのに」などともらす。
テーマ曲
・神話幻想 ~ Infinite Being(東方怪綺談)
・AN ORDEAL FROM GOD(神魔討綺伝)
関連曲
・the Last Judgement
・世界の果て ~ World's End?
二次設定
旧作のキャラとしては二次創作は今でもかなり多い方で、特にアリス・マーガトロイドとの関わりが多い。
親バカ
神綺は魔界を創造した女神という観点から、地母神としてのイメージが強い。
その関係で魔界の神というより、母親というイメージが普及しているようだ。
特に『東方怪綺談』登場キャラの中で一番幼いアリスとは親子として描かれる場合が多い。
アリスはWin版では元人間という説があり、人間の捨て子だったアリスの育ての親が神綺と解釈されているケースもある他にとある東方エロゲの影響で、神綺が生身の人間との間に授かった唯一、彼女が腹を痛めて生みだした魔界人という説もある。この場合、生身の人間だという設定を採用しなければ、人間で無くなった故にアリスが魔理沙のように親(=神綺)に勘当されていたり、魔界人が魔界出身の生身の人間として扱われたり、夫が怪綺談の時点ですでに死亡していたりする。
備考
アリスとの面識や関係は今の所はっきりしておらず複数の説が存在する。
創造神であることから転じて母娘であるという説、弾幕がガラ婦人(エスプレイド)のそれに似せてあることからガラ婦人とアリスクローンのような関係であるという説、赤い魔神であることやアリスの元ネタから真・女神転生シリーズの魔王ベリアル(赤伯爵)とアリスのような関係であるという説など。
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