概要
船舶等の乗り物や、または人物が現在どうしているのかどうなったのか、他者からは状況さえ分からなくなっている事。
乗り物の場合は船舶、潜水艦のような一定日数は単独行動を取れる物について使われることが多い言葉である。
逃亡や潜伏、隠遁といった自発的に消息を絶つ場合と、撃沈される、拉致されるなど他者や自然によって消息不明に追い込まれる場合の両方がある。後者は「行方不明」と呼ばれることが多い。
ネット関連でも、ある日を境にブログやSNSの更新が途絶えるケースは、個人アカウントを中心に珍しいことではなく、特に人気の投稿者が前触れなく音沙汰無くなった場合などは死亡説に繋がったりもする。大抵は急な多忙や進学・就職などで更新が滞っている間に活動再開のモチベーションが下がりそのまま放置されたと思われる。本当に急死というのもありえるが、近年のある程度顔出しありならともかく、90年代~00年代中頃までだと、顔出し・名前出しをしない風潮が強かったため誰も本人に確認を取れず、真相が明らかにならないケースも多かった。
稀にだが、運営者が消息不明となったWebサイトに、遺族などの名前でWebサイト管理人死亡の発表が載る事例もあった。その場合はその後当該サイトをどうするのかも意思表示されたりした。
(2019年にNHKで放送された「平成ネット史」という番組では、当時人気だったサイトの個人運営者には大学生が多く、卒業して就職すると共に更新が途絶えるケースが多かったと分析されていた)