韓国ソフトマックス社開発、ネクソン社運営のMMPORPG。
この手のゲームとしては珍しく、定まったストーリーとキャラクターが存在するのが特徴である。
また、本作のストーリーとはパラレルワールド的な関係になるが、原作小説として『ルーンの子供たち』が出版されている。
なおゲーム自体はいわゆる「クリックゲー」であり、ネットゲームにつきものの無人操作キャラ(BOT)などの不正行為も絶えない。
しかしながらBGMやビジュアル面では極めて評価が高い。
プレイヤーキャラ
ルシアン・カルツ
17歳。
有名な冒険家だった先祖ラグランジュ・カルツの冒険記「必滅の地」に魅かれた夢想家で、金色のキメ細やかな髪と茶目っ気のあるダークブルーの瞳の美少年。
いつも活発で明るく、楽天的。見た目は無責任で後先考えないワガママな子供のようで、頼もしいとは言えないが、レイピアを始めとして片手で扱う剣ならほとんど何でも使いこなす、熟練された剣の実力を持つ一面もある。
ボリス・ジンネマン
17歳。
アノマラドでは珍しいグレーブルーの瞳と、腰まで長く伸ばした紫色の髪が印象的な少年剣士。
あまり大きい体格ではないにもかかわらず、両手剣と大剣を自由自在に扱える力と技術を持つ。
愛剣ウインターラーは、7年前に行方不明になったボリスの兄イェフネン・ジンネマンに託された強力な魔力を持つ魔剣であり、ある理由のためその力は封印されている。
いかなる状況でも冷静でポーカー・フェイス。合理的で極めて個人主義者のため特別な場合をのぞいて絶対に他人に干渉せず、関わること自体を非常に避けている。
原作第1部「冬の剣」の主人公でもある。
ミラ・ネブラスカ
24歳。
ウィップやフレイルのような武器を好んで使い、闇器(隠し武器)の扱いにも長ける。
運動で鍛錬された引き締まった筋肉と、豊かなプロポーションの持ち主で、後ろは短く横は長いシンプルなオレンジ色の髪の毛と、細長の顔、エメラルドを連想させる鋭い緑色の瞳、いつも自信たっぷりの堂々とした笑みが強烈に印象的な美女。
子供の頃から海賊として暮らしたおかげで、多少の事では眉ひとつ動かさない度胸の持ち主で、いかなる状況でも前向きな楽天家。何を決めるにも常に単純明快で、問題が起こっても後腐れがない、サッパリとして豪快な性格のため、船員たちの信頼も厚い。
ティチエル・ジュスピアン
17歳。
いつも最高の幸運と共にある、可愛いけれど厄介者でもあるお嬢さま。
穏やかで善良な天性、心底から溢れ出す満足感と幸福感を常に持っていて、他人の暗さに引きずられることのない、いつも明るく純真な性格の持ち主。
腰まであるプラチナブロンドの美しい髪と、いきいきと輝く瞳、そして見るだけで人を幸福にする彼女の天真爛漫な愛らしい微笑みは、周囲の空気さえも変える力がある。
あらゆる薬草と薬に関して、名前を聞くだけで用途をすらすら言えるほどの膨大な知識を持ち、さらに父である大魔法師エルベリーク・ジュスピアンを凌ぐほどの魔法の素質を持っているが、本人は自分の才能がどれだけすごいものなのかよくわかっていない。
マキシミン・リフクネ
17歳。
多国籍傭兵ギルド、「シャドウ&アッシュ」で活動している探偵。
ほっそりと痩せた体格、コーヒー色であまり手入れされてない髪、茶色の瞳が鋭い印象の持ち主。気まぐれな性格で酒豪、シニカルな言葉遣いで相手を怒らせる話術の持ち主。明快な推理力と素早い状況判断力は抜群だが、生れつきの怠け者で、考えること自体を嫌がるので実際にその能力を活用する場面はほとんどない。
イスピン・シャルル
17歳。
本名はシャルロット・ビエトリス・ド・オルランヌ。実用魔法学において独歩的な発展をしている魔法国家、オルランヌ公国の姫。
細身だが剣術で鍛えられたプロポーションと、賢くきらめく大きく黒い目、濃い眉毛とまつげ、そして黒いショートヘアーによって、少年に近い雰囲気を持つ。
ナヤトレイ
15歳。
銀色に輝く髪と、神秘的な紫の瞳をもつ異国的な雰囲気の美少女。
3年前ケイレス砂漠で起こったある事件において、皆殺しにされた少数民族「苗族」の中で唯一の生存者。
部族の教えに従い、命の恩人であるシベリンを主人のように慕う一方「神の武具の守護者として『審判者』を探せ」という、自分に与えられた苗族最後の使命を遂行する。
シベリン・ウー
推定年齢、20代。
傭兵の国として知られるレコルダブルに本拠を構える多国籍傭兵ギルド「シャドウ&アッシュ」で名を上げている若い傭兵。
自分の背丈を超える巨大な槍を主武器として使い、金色の瞳と燃えるような赤い髪を持つ。
とある事件で受けた衝撃のため、自分の本名は勿論、国籍や出生地、年齢など、自分にかかわるすべての記憶を忘れてしまっている。
周囲の人からはスケベでずうずうしい人に思われがちだが、それは世の中で生き残るため、無理に作り上げた人格。
ジョシュア・フォン・アルニム
18歳。
アノマラドでも指折りの名門「アルニム」家の後継者。
生まれついての大貴族。あふれる気品。数多くの天賦の才。驚くほどの美しい容姿と、美声の持ち主。
身体つきは細く、青色を帯びた灰色の髪の毛、それより若干暗い色の瞳。
原作第2部「デモニック」の主人公であり、こちらでは「デモニック」と呼ばれる特異な能力の持ち主である。
クロエ・ダ・フォンティナ
17歳。
豊かな金髪と、サファイアのように輝く瞳を持った誰が見ても完璧な美女。
アノマラドにおいて、王妃と、クロエの母を除けば最も身分の高い女性でもあるため、他人の賞賛には慣れきっていて常に完璧に見えるよう自分自身をつくろうことができる。
ランジエ・ローゼンクランツ
17歳。
か弱くも見える体格と、空色の髪の毛。憂鬱そうでどこか神秘的な輝きを持つ鮮やかな紅い瞳を持つ。
静かに燃える「青い薔薇」と呼ばれる若き革命家。
かつて革命活動中に当局から検挙され、そのときに負った傷のせいで左手首に若干異常がある。
イサック・デュカステル
35歳。
年齢にしては、童顔であるため20代の後半ぐらいに見える男性。
素手での格闘に強く、肉体も発達しているが根っからの善良な人物。サンスルリアにおいてきた妻と娘を愛しており、徹底したフェミニスト。
アナイス(アナベル)・デル・カリル
自称16歳
見た目は14歳程度。ウェーブがかったピンク色の髪と可愛らしい顔に大きな瞳を持つ。
二重人格の持ち主であり、アナイスとアナベルが入れ替わります。アナベルのときはピンク色の髪を大きなリボンでアップにしていて、アナイスになると髪をほどく。