概要
やんちゃ、放蕩息子、遊び呆けた息子、無能な息子、また、息子をへりくだる、ある者の息子を過小評価して言う。
創作物では「親の権力に頼って威張る不良息子」という意味合いで使われる事が多い。
フィクションにおけるドラ息子
上述にある通り、大抵は親に頼る息子である。
息子はもちろんであるが、後ろ盾である親も「ロクな人物ではないケース=毒親」が多い。
しかし、一方ではその手の親子の末路は様々である。
主な末路のタイプ
- 息子の過ちを揉み消す(A)
何らかの問題を起こした息子が法的制裁を受ける事を回避させる行為であり、最も多いタイプである。
実際問題、加害者の身内は世間から厳しい目で見られる傾向が強いため、毒親でなくて保身のために揉み消しにすがりたくなるであろう。
- 息子を無条件で擁護する(B)
過保護な毒親に多いタイプであり、問題を起こした息子を擁護して甘やかすばかりか、逆に被害者や第三者に責任転嫁したりする等、親子共々救いようがないと言える。
- 蜥蜴の尻尾切りで息子を見捨てる(C)
息子を庇いきれなくなったり、手に負えなくなったりした場合に親が選ぶ手段。
- 息子を制裁する(D)
ドラの息子の中では少ないケース。
更正のために敢えて息子に罪を償わせる手段であり、親にとってはリスクがあるものの、場合によっては第三者から評価されやすいとも言える。
一覧
人物名 | 末路 |
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サウザン星人ギネーカ(特捜戦隊デカレンジャー) | Aに該当。最終的に主人公側に悪行を断罪されて死亡。 |
ワルズ・ギル(海賊戦隊ゴーカイジャー) | Bに該当。 |