「そうだ、君たちが苦しむ姿をもっと僕に見せてよ!今だ!術師、c7! 敵のルークを飲み込め!」
「ファウスト!ファウスト! きっ傷が! だ、ダメだ、ダメだよ……ファウスト!」
概要
タワーディフェンス・ゲーム「アークナイツ」の敵キャラクター。
レユニオン・ムーブメントの幹部。0章8話から登場。
本人には戦闘能力は無いが部下をチェスの駒のように操る戦術家である一方
医療術師(ヒーラー)。ストーリー上でもロドスの前にたびたび立ちふさがる強敵。
ゲーム内紹介
メフィスト、レユニオン・ムーブメントの医療術師にして幹部。
通常ファウストと行動を共にしている。
支配下の部隊を指揮し進行させ、自身は治療に専念する。
寄生ユニットのHP回復速度を上昇させることが出来る。術耐性は非常に高い。
最近になって彼が寄生ユニットをコントロールしていることが判明した。
敵全員のHP自然回復効果を強化し、敵3名を同時に治療できる。
ロドスで例えるなら範囲回復系の医療術師のバフ付き強化版といったところ。
5-10強襲では耐久値が大幅アップするため新オペレータースキルの実験台にされがち。
人物
ウルサス帝国出身。
白い髪で黒いスカルとオリジニウム結晶体アーツユニットの杖が特徴の半ズボン少年。
さんざん煽ってくるが、ロドス側からもいいように言われている。
彼だけ表情差分が6枚もあり顔芸担当。イースチナによれば彼女と同じか下くらいの年頃。
来歴により非感染者に復讐心があり、その扱いは残虐そのもの。
同じ感染者である部下に対してもチェスの駒のように使役したり、
アーツによるゾンビ化のち肉壁にするなど惨い扱いをするため部下からの信望も無い。
仲間のレユニオン幹部に対してもタルラとファウスト以外のメンバーとは基本的に仲が悪い。
パトリオットは苦手としており、フロストノヴァからは雪原の人柱にしてやると言われたり
Wやクラウンスレイヤーとは幹部仲間でも口論したり、治療しないなど塩対応する一方、
常に影のようにつき従う狙撃歩兵の友人ファウストだけは安否を気にしたり、
彼がメフィストを庇って怪我をすれば大きくうろたえる等、かなり依存気味。
医療アーツを行使する際は、息を拭きかける仕草(投げキッス的な動き)をすると
白と黒の羽が舞うのがSDで確認できる。
種族は正確には不明。ある章で見せる要素からリーベリ(鳥)である可能性が強いが謎も多く
サンクタ(天使)、サルカズ(悪魔)、あたりも推測される要素がある。
ネタバレ注意
以下ゲームのネタバレがあります。
過去
6章6話(6-6)はメフィストとファウストと過去の話であり、タルラの過去の8章と合わせて
彼らの本名やレユニオン加入の経緯が判明する。
本名、イーノ
幼少期の彼は現在の性格と違って怖がりのいじめられっこだが唄うことが好きで
下水道に一人で棲むストリートチルドレンのファウストにパンや本を
毎日持ってきたり、本の読み方を教えるなど大人しく心優しい性格をしていた。
家はウルサスのそれなりの家庭だったが以前から父親に恒常的に殴られており
実母が失踪後はおそらく親族(家族全員)から日々苛烈な暴力の虐待を受け続け、
彼の手当てをしていたファウストがうろたえるほどの大怪我を負う頃には精神が壊れ始める。
虐待の果てにオリジニウム源石を喉に詰め込まれて鉱石病感染者となり、
治療や操作のアーツが使えるようになるが引き換えに唄うことができなくなった。
ファウストによれば以前のメフィストは暴力が好きではなかったはずとのことから、
現在の残虐化した性格への変貌はロドスの症例記録からも鑑みるに、
スカベンジャー達と同じく感染症の影響によるものと推測される。
レユニオンの子供達の面倒を見ていたアリーナにも心の不安定さを心配されていたが
その杞憂はタルラの変貌により大きく負に傾き現実のものとなる。
感染者となったことでアーツ操作に目覚め、自分をいじめた子供達を操り
自分を虐待をしていた家族を殺させた後、
ファウストに2人で一緒に生きようと言われ、ウルサスの街から出る。
後、感染者グループだった頃のレユニオンのリーダー、タルラと出会い信奉するようになり
彼女に名前を選べと言われ、以後メフィストと名乗るようになる。
最期
龍門の戦闘にて敗北し、増援がこない(幹部達はタルラにはめられ捨駒にされた)ことに気がついたファウストが
最後の願いとして一人でも生き残って欲しいとメフィストを逃がすため対ロドス戦に残り、
許容以上のステルスアーツを強行して死亡。
と同時に皮肉にもファウストを喪ったショックによりメフィストも精神が死亡した……
とのことだが……?
???「…………」