葬式鉄
そうしきてつ
引退間近の車両や列車、廃止間近の路線を追いかける鉄道ファン。
概要
引退間近の車両や列車、廃止間近の路線を追いかける鉄道ファンの事。
語源は、無くなる際に寄ってたかって別れを偲ぶ様を葬式に例えたもの。
例によって罵声大会や、過度の密集による運行の妨げに発展することが多いため、世間や鉄道会社からは嫌われる傾向にある。
このため、鉄道会社側も対策として車両の引退を当日に初めて告知したり(東京モノレールや新京成電鉄など)、当初予定より引退を繰り上げたり(E231系、03系など)と実力行使に出る事例がある。特にさよなら運転の中止は全国的に目立っており、鉄道ファンの中でも最も事業者側から敵視されていると言っても過言ではない状況である。
在来線の三セク化、ホームライナーの特急格上げ、自由席を連結していた特急列車の全車指定席化(自由席料金廃止)に伴う運賃・料金値上げをされる直前に当該路線・列車に乗りに行くのもこれに該当する。
これらがダイヤ変更と同時に実施される場合は約2~3か月前に同時に告知される場合が多い。近年取り沙汰される三密回避の観点から、当該列車にまだ乗っておらず、これから乗りたい場合はダイヤ変更数日前ではなく、告知直後に乗ってしまうのが望ましい。前述の通り行楽・帰省客が殺到する繁忙期を避けるべきなのは言うまでもない。