ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

ゴーマ十五世の編集履歴

2022-02-05 16:16:46 バージョン

ゴーマ十五世

ごーまじゅうごせい

ゴーマ十五世とは、特撮テレビドラマ『五星戦隊ダイレンジャー』の登場人物の一人。

演:幸田宗丸


概要

6000年前よりゴーマ族を統治する、白面白衣の怪人物。額に備わる第3の目は、身体から分離させ銀色の球体()として様々な場所へと出現させる事も可能で、これを通して世界の全てを見る事ができる。


普段はゴーマ宮の内部、無数の赤い柱が立ち並ぶ「天上の間」に座し、囲碁などの遊びに興じている。ゴーマの幹部たちが彼と対面する際には素顔を見せる事は固く禁じられており、仮面で顔を隠す事が義務付けられている。

些か子供っぽい奇矯な言行が目立つものの、大神龍来襲時の混乱に乗じて世界征服をより本格化させようとしていたところからも分かるように、本質的な性格は冷酷にして残忍である。一方で、阿古丸に対しては実の父親であるシャダム中佐以上に溺愛しており、彼が一度死亡した際には早口旅ガラスの遺した釣り竿を使い、霊界から引き揚げ蘇らせてもいる。


もっとも平時の政務を元老院に丸投げし、前述した大神龍来襲前後を通して取った場当たり的な対応からも窺えるように、統治者としての才覚には疑問符の付く部分も少なからず散見される。またそれを抜きにしても戦いが進むにつれ、溺愛していたはずの阿古丸を突如排除するようになるなど、不可解な命令や言動が増えていったのも事実であり、それらは何故かシャダム中佐にとって都合の良い物ばかりでもあった。

そして物語最終盤において、その不可解の「原因」の一端を目の当たりにした田豊将軍が粛清され、この事から参謀長嘉挧もまた、十五世に対して不審の目を向けるようになったのだが・・・。


正体

その嘉挧とシャダムとの皇位継承を巡る決闘の後、十五世は勝者であるシャダムからゴーマ皇帝の証たる「大地動転の玉」と共に、即時の譲位を迫られた。あくまでも自分の目の黒いうちは譲位はせぬとその要求を突っぱね、大地動転の玉の力を示してシャダムを圧倒する十五世だったが、ここで業を煮やしたシャダムが、


「ゴーマ15世!元の土に帰れ!」


と口にしたのをきっかけに突如として身体が土へと変わり、見る間に崩れ出すという異変に十五世は見舞われた。

それも当然の事で、十五世は6000年前のゴーマ族とダイ族との戦いの中で既に死亡しており、現在の十五世はシャダムがゴーマ族を裏から操るために用意した泥人形、言ってしまえば文字通りの傀儡に過ぎなかったのである。前述した不可解な言行の数々は、シャダムの意図せぬ行動に出る度に彼が十五世に「調整」を施したが故のものであり、田豊将軍が粛清に遭ったのもその様子を偶然目にしたためであった。

当然の事ながら、「調整」の事実はおろか自身の正体にすらまるで気付かずにいた十五世は、自分の身体が崩れていくという事態を前にしてもただ驚愕する事しかできぬまま、ゴーマ宮に乗り込んできたダイレンジャーに無残な姿を晒しながら助けを求めるが、それも空しく彼らの目前で完全な自壊を迎え、ただの土塊に還ってしまうのであった。


「わ、ワシが人形だったなんて・・・シャダムの・・・・・・を、おぉおぉぉ・・・・・・!!」


 シャダムたちが前線に出る際に上空に浮かんでいたものや、ゴーマ宮の周囲に浮かんでいたものと同形状)


関連タグ

五星戦隊ダイレンジャー ゴーマ族


ドクターマン - 演者である幸田が、過去にスーパー戦隊シリーズで演じた敵組織の首領。こちらも人ならざる身体の持ち主であったが、十五世とは異なりその事に自覚的であるという点も含めて対照的な描写がなされている

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました