イルカシンカ

いるかしんか

『科学戦隊ダイナマン』に登場する進化獣の一体。

「お前がマリンランドの所長だな！？」

「動いた動いた！」

登場話：第11話「魚が人間を襲う日」

概要

カー将軍が王女キメラのアイデアを元に創り出した進化獣の一体。二足歩行のイルカそのもの姿を持ち、「イルカ超音波」や合わせた両手からの砲撃「イルカミサイル」、口からの「イルカ爆弾」や水流攻撃の「イルカ潮騒返し」、頭突きの「イルカダイビング」を繰り出す。

海の魚を操ってタンカー等を襲撃し、人間社会をパニックに陥らせることが使命である。そのために、魚を操る能力を持つ「マリンランド」の所長(演：小笠原弘)を拉致し、その能力を奪うことで、自らが海の王にならんとした。

帝王アトンに謁見して作戦を奏上しキメラから魚を1尾貰いつつ、地上に出撃。マリンランドのイルカのプールからシッポ兵と共に出撃し、イルカ潮騒返しによってダイナブルーを海に叩き込みつつ、キメラの助力も相まって所長の拉致に成功する。

アジトに潜入したダイナブラックとダイナイエローを迎えうち、駆け付けたダイナレッドとダイナピンク共々イルカ超音波を喰らわせる。

しかし「魚を助けて欲しい」という人魚からのメッセージを受けて奮起したブルーに圧倒され、スーパーダイナマイトを叩き込まれ敗北。

直後ビッグバンプログレスで巨大化する。イルカ超音波や2連続のイルカダイビングでダイナロボを攻撃するもビートハンマーヤダイナブーメランを受け怯み、最期は科学剣・稲妻重力落としを喰らい爆散した。

『マンアフターマン』というコンセプトに従い、デザイン当初は目も鼻もなく頭部に発達した脳が付いている、というかなりグロテスクなデザインだったが、見事に没になった。