ワクチンマン
わくちんまん
漫画『ワンパンマン』に登場した、最初の怪人。
概要
漫画・『ワンパンマン』の第一話に登場する怪人。災害レベルは『竜』。
環境破壊を繰り返す人類文明を抹殺するため、地球の意志が生み出した破壊の使徒。「ワクチン」を名乗るものの、その姿はさながら悪魔、というか八頭身になったばいきんまんと言った感じである。
能力
手から生体エネルギーを凝縮した小型のエネルギーボールを作り出し、投げつけることで数百mの爆発を起こす能力を持ち、また自分自身もその爆発に耐えうる頑健なボディを持つ。また飛行能力を持ち、地球のエネルギーを自在に扱う事が出来る。
来歴
A市に突如として出現し、破壊と殺戮の雨を降らせるが、逃げ遅れた少女を殺そうとしたところに駆けつけたサイタマと出会う。
「趣味でヒーローをやっているから」と、傍目から見ればどう考えてもふざけているとしか思えない理由で自身に歯向かおうするサイタマの発言と無気力な態度に激甚、巨大で醜悪な怪獣の姿に変貌を遂げて猛然と襲い掛かるも、サイタマのパンチ一発で木端微塵に砕け散り、
「ぐっはああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」と叫んで絶命した。
ワクチンマン自身は気付いてもいなかったが、破壊活動の際に多くのヒーローを撃破している。
また、彼とサイタマの戦闘の際に落としたゲームソフトを回収しに現れたキングが瓦礫に躓き、彼の血溜まりにダイブした結果、応援に駆けつけたヒーロー達が「返り血に染まったキング」を目撃したため、「ワクチンマンを倒したのはキング」と言うことになっている(その際ゲームソフトのパッケージは血塗れになってしまった)