概要
『未来戦隊タイムレンジャー』に登場する特殊なエネルギー物質。
浅見グループ傘下の第3総合研究所で開発され、「公害を起こさないクリーンなエネルギー、人類の新エネルギー」として期待され、研究が進められていた高純度エネルギーの結晶体で、金平糖に似たオレンジ色の結晶体の形状をしており、後の30世紀において主要エネルギーとして使われる「ζ3(ゼータスリー)」の原形である。
後の30世紀で使用されるζ3はこのλ2000を高熱処理する事によって変換(タック曰く「この処理技術は20世紀にはまだ存在しない」との事で、ギエンは30世紀から持ち込んでいたであろう機械で処理していた)する事で生成されたものであるという。
ギエンは超高密度のλ2000を燃料としているが、本編で彼が開発した破壊兵器ノヴァやメカ・クライシス及びネオ・クライシスは何れもλ2000をζ3に再生成した物をエネルギー源としてで稼働している。
劇中ではギエンが破壊兵器ノヴァのエネルギー源とする(当初のタックの見立てでは「20世紀では資金源にならないため、恐らくドルネロ達が自家用で使うのだろう」)為、テロリスト・サンドーラに命じて第3総合研究所から盗むように命じた。
当初は単なる高純度エネルギーとしての存在に過ぎなかったが、物語が終盤に近付くにつれて重要な意味を持つ様になる…
関連タグ
エネトロン:『特命戦隊ゴーバスターズ』に登場するエネルギー。
終盤で明かされた真実
注:ここには作品の終盤の展開が記されています。
だが、このエネルギーには1つだけ致命的な欠点があった。
それは僅かながら時空を蝕む性質が存在しているという点であり、後の2001年2月4日に大消滅と言う歴史的な大災害を引き起こす原因になってしまう。
先程「ギエンが超高密度のλ2000を使用している」と説明したが、実はブイレックスも同じエネルギー源で稼働しており、この2つがぶつかり合う事により、大消滅が発生したのであった。
ギエンとブイレックスがぶつかり合えば合うほど事態は悪化するため、シオンはDVディフェンダーを調整した上で、ブイレックス側のλ2000を加熱処理してζ3に変換することで大消滅を食い止める事になる…