テロリスト・サンドーラ
てろりすとさんどーら
Case File 18「影の予感」に登場。
30世紀において連続でテロを起こし、圧縮冷凍の刑を受けていたロンダー囚人。
メタリックな青い身体をしており、歯並びの悪い大きな口の横にそれぞれ丸い目と鋭い目が左右非対称に付いた頭部を持つ。また、両肩も同様に赤い目となっており、爆弾が並んだ胸部や両腕等はさながら口と歯の様に見える。
戦闘では武装した銃で攻撃する他、爆弾を投げつける等、テロリストらしい戦い方をする。
劇中ではλ2000の入手のためにギエンの手で解凍され、浅見グループの研究所を占拠し、タイムレンジャーと大立ち回りを繰り広げた。
破壊兵器ノヴァの開発に必要なλ2000の入手を目論むギエンが解凍。
開口一番に金儲けは無理だと告げるも、ギエンからは「そんな事は頼まん」と言われ、彼の目的の為に浅見グループ系列の研究所を占拠する。
ゼニットを率い、記事冒頭の台詞と共に職員を人質に取ると同時に、警備員を一蹴。外部からの邪魔が入らないようにスイッチ操作でシャッターを全て閉鎖し、銃で脅して職員2人にλ2000を1キロ分作らせる。
その後、完成品を受け取ると「報酬」と称して用済みとばかりに彼等を射殺しようと構えるが、そこへブルー以外のタイムレンジャー4人が駆けつけたために交戦。
ピンク達3人を爆弾で攻撃して撤退しようとするもレッドとブルーに阻止された挙句、ブルーのベクターハーレーで銃を手放してしまい、更に追い討ちでレッドのベクターエンド・ビート3と他の3人のボルユニットの射撃を受け、その拍子にλ2000まで手放す結果となった。
タイムレンジャーに追い詰められた為、「こうなりゃとことんやってやろうじゃねぇか!」と叫び、巨大化抑制シールを剥がして巨大化。
巨大戦ではタイムロボβを銃等で攻撃し、その隙にばら撒いた爆弾で苦戦させるゲリラ戦法を見せ付けるも、タイムフライヤーの攻撃に怯まされる。それでも負けじとタイムロボαを銃で撃ちまくるが、結局は相手の放つプレスブリザードを浴びて圧縮冷凍されてしまった。
敗れはしたものの、λ2000は無事ギエンの手に渡り、タイムロボは大ダメージで出撃不能に陥った。次回、遂にギエンは破壊兵器ノヴァによる破壊活動へと乗り出すことになる。
その後、第38話で魂の活動屋グロカンの召喚する怪人の1体として登場した。