ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

三枚のお札の編集履歴

2022-02-15 10:02:04 バージョン

三枚のお札

さんまいのおふだ

『三枚のお札』とは、日本の昔話のひとつである。お寺の和尚さんからもらった三枚のお札で、小僧はピンチを切り抜ける。

あらすじ

ある山寺に、小僧と、和尚さんが暮らしていた。

小僧は、わんぱくで、いたずら坊主であり、和尚さんを困らせていた。


夏の終わりで、山はもう秋の景色になった頃、小僧は拾いがしたいと和尚さんにお願いした。和尚さんは山には山姥がいて、こどもを襲うことを話したが、小僧は信じなかった。和尚さんは、呆れながらも小僧を山へ行かせた。心配なために三枚のお札を小僧に渡した。


栗拾いに山へ入った小僧だが、夕暮れになると迷子になってしまった。親切なおばあさんに声をかけられ、おばあさんの家で栗を食べて、泊まることにした。

小僧が寝ていると、物音がした。おばあさんは夜遅くに何をしていたのか…。






















おばあさんは、一人包丁を研いでいて、周囲にはしゃれこうべがあった。

小僧は気づいた。おばあさんの正体は山姥であったということを。


小僧は三枚のお札で、山姥から回避する。

一枚目は身代わり。便所に入っている小僧として山姥に応答した。何度も粘る応答に、山姥にはさすがに気づかれた。

二枚目は大きな川。しかし山姥は川を飲み込んで、追いかけ続けた。

三枚目は火の海(砂の山という説もある)。先ほど飲み込んだ川で消化して、追いかけ続けた。






なんとか寺に着いた小僧を和尚は匿い、山姥に化け比べを提案し、食べることに成功した。

小僧は反省し、いい子になったが、居眠りだけは直らなかった。




関連タグ

長靴をはいた猫

日本昔話

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました