概要
ヨーロッパに古くから伝わる寓話であり、特にフランスの詩人シャルル・ペローによって寓話集にまとめられたものが有名。
長靴を吐いた猫ではないので間違えないように
ストーリー
とある粉ひき小屋の主人が亡くなり、彼の遺産である粉ひき小屋・ロバ・猫は彼の三人の息子に分けられた。末っ子である三男坊には役に立たなそうな猫があてがわれ、三男は途方に暮れてしまう。
しかし猫は「あなたがもらったものは、そんなに悪いもんでもないですよ。まず、私に長靴と袋を下さい。」と言った。言われたとおり三男が長靴と袋を渡すと、猫は長靴を履いて袋の中に捕まえたウサギを詰めて王様に「カラバ侯爵からの贈り物」と言って献上しに行った。
そういったことを何度か繰り返して王様とすっかり仲良くなった猫は、三男をカラバ侯爵ということに仕立て上げて彼の売り込みを進めて・・・・。
「長靴をはいた猫」の翻案作品
※シリーズ第2作目「ながぐつ三銃士」(1972年)、第3作目「長靴をはいた猫 80日間世界一周」(1976年)は主人公をペロにしたオリジナル作品。
Pixivにおける「長靴をはいた猫」
先に上げた翻案作品のキャラクターも多く描かれているが、pixivユーザー各々が、創造・イメージもしくは擬人化した「長靴をはいた猫」も数多く作品投稿されている。
関連イラスト
- 漫画「MÄR-Märchen Awakens Romance」に登場するバッボの変形バージョン6(変形名:長靴を履いた猫)。