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概要

”お前より豚の方がよっぽどよっぽど役に立つよ亭”とは、『スライム倒して300年』に登場する大衆酒場である。

ハルカラが経営する製薬工場でアズサは偽物の「高原の魔女」が各地に出没、善行を積んでいることを知る。

物騒なことを言う家族がいるなかで、アズサは「反省してもらえればいい」といい、手分けして情報収集をはじめる。

アズサはライカと西部の街にある酒場を訪ねたがガラが悪く・・

  ライカ「アズサ様!」

  アズサ「大丈夫」

  女亭主「いらっしゃいませー」

     「大衆酒場・お前より豚の方がよっぽど役に立つよ亭へようこそ~」

  アズサ(絶対大衆向けじゃなーい)

  ライカ(エキセントリックすぎる名前!)

  客A 「おねいーちゃん!おかわり!」

  女亭主「黙れ。自分の餌ぐらい自分で持ってこい。豚」

  客A 「ああ~」

  2人 「え?」

  女亭主「このお店は昔接客態度が悪くて潰れそうだったのを心機一転、」

     「雑に扱うことをコンセプトにしたところ一気に繁盛したんです」

     「発想の転換の勝利ですね」

  アズサ「転換しすぎでしょ!」

  女亭主「ところでお二人は豚ですか?」

  アズサ「まさか人生でそんな質問されるとは思ってなかったよ…」

「高原の魔女」の偽物についての情報を知りたかったアズサとライカは、この後、ノリノリで”お前より豚の方がよっぽど役に立つよ亭”で働き、女亭主と客から高評価を受けるのだった。

この時のみの登場だったが、そのインパクトから地味に人気がある。

特にアニメ版第8話は、罵られて変態、もとい客が喜ぶたびに「ブヒーッ」と中村桜氏のエフェクトボイスが入り、アズサ役の悠木碧氏とライカ役の本渡楓氏の気合の入った罵声もあり、かなりの手の込みようだった。

なお、アニメ版第8話ラストで、エノが出店していた市に出張店舗を出しており、こちらではロザリーが豚、もとい客相手に罵っていた。