頑張るって言葉を、良い意味で使い過ぎちゃダメ!
プロフィール
本名(前世の名前) | 相沢梓 |
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CV | 悠木碧 |
職業 | 魔女 |
通り名 | 高原の魔女 |
誕生日 | 一応5月17日(後述も参照) |
レベル | 99 |
体力 | 533 |
攻撃力 | 468 |
防御力 | 580 |
魔力 | 867 |
素早さ | 841 |
知力 | 953 |
魔法 | 瞬間移動・空中浮遊・火炎・竜巻・アイテム鑑定・地震・氷雪・雷撃・精神支配・解呪・魔法反射・マナ吸収・言語理解・変身・魔法創作 |
特殊能力など | 薬草に関する知識・魔女の力により不老不死・獲得経験値増加 |
獲得経験値 | 10840086 |
人物
元々OLとして仕事一筋に生きていたが、50日連勤などの無茶がたたって過労死した(享年27歳)。
死後、天使のような女神(後の「メガーメガ神」)に異世界に転生させてもらい、その際に「不老不死になって、長くスローライフを送りたい」という願いをかなえてもらい、17歳の体で不老不死にしてもらった。
高原の家に住み近くにあるフラタ村の交流も重ねて生活費である換金アイテム「魔法石」を落とすスライムを倒しながらスローライフを送っていたのだが、300年経ったある日、自分のステータスを確認すると、何とカンストの99レベルになっていた。
これを機に様々なトラブルが発生するが、次第に家族も増えていきそれなりに楽しんでいる。
前世の経験から、働きすぎることが、自分はもちろん他人がするのも大嫌いで、周囲の人が徹夜などで無理してまで働こうとしたら絶対に止める。
また、スローライフの妨げになることから、厄介事に巻き込まれるのを嫌がるが、根は困っている人を見過ごせないお人よしであり、結局、なんやかんや言いながら巻き込まれていく。
不老不死の人生そのものは飽きることなく楽しんでいるが、「相手に先立たれるから」という理由で恋愛や結婚は諦めている(書籍版ではカットされたが、web版の序盤では、親しくなった人に先立たれるのを悲しむ場面がある)。
それだけに、今の家族、特にファルファとシャルシャの二人の娘(後にマンドラゴラのサンドラも増えて娘が三人になる。義理の娘扱いのシローナも含めれば四人)はとても大事にしており、家族の危機ならあらゆる手を使って解決に乗り出す。
ツッコミ役に回ることが多いが、なぜか「おい、~だぞ!」等、男っぽい口調になる癖がある。
また、当初はお化けが苦手だったが、ロザリーが同居して以降はさすがに慣れた模様。
「賢いスライム」を「賢スラ」、「魔法使いスライム」を「マースラ」と名付けたり、後述のおばあちゃんになったときは「アズ・リリリ」と名乗ったりとネーミングセンスがお粗末なのが弱点(そのため、サンドラの名前を決めるときはかなり苦労した)。
転生した日=誕生日は本人はもちろんメガーメガ神も覚えておらず、フラタ村で資料を調べても5月半ばというところまでしかわからなかったので、5月17日ということにしている。
容姿
本文中では具体的な容姿は語られていないが、書籍版のイラストや漫画版などでは長い金髪のスレンダーな女性として描かれている。
肉体年齢は17歳で固定されており、肌年齢も若いため、化粧はいわゆるナチュラルメイク。
顔も自称「まずまずかわいい」のだが、自分よりもかわいいライカやファルファ&シャルシャ、スタイルのいいハルカラ達が目立っているため、容姿を褒められたりする描写はほぼ全くない。
特にハルカラ登場後はその胸に嫉妬することが多く、半ば貧乳キャラのように描かれている。
ただし、毒キノコの効果で幼児化したり、髪を切りすぎてファルファ&シャルシャと同じ短めの髪型になったり、猫の霊に憑依されて猫耳が生えたりした時などには周囲から愛でられまくっており、目立ってないだけで容姿は標準以上にはある模様。
なお、メンタルも外見同様若いのだが、トラブルで60代くらいの老婆の姿になった時は言動や味の嗜好までおばあちゃんと化しており、外見年齢の影響を受けやすい模様。
特技
- 戦闘能力
転生直後はそんなに強くは無かったが、スライムを300年も倒しまくってレベルがカンストしているので、もちろん高い。‥‥というか、世界最強。
本来は魔法能力の方が高いのだが、高いステータスに物を言わせて素手で殴り倒す事が多い(とは言え、武術を学んだわけではない(ベルゼブブ曰く「隙だらけ」)ので、まさにレベルを上げて物理で殴ればいいを実践しているだけである)。
ドラゴンの姿のライカやフラットルテと戦った時は一撃で倒し(アニメ版第4話では、瞬間移動レベルの高速で動き回りながらブルードラゴンたちを瞬殺するという某バトル漫画ばりの空中戦を披露している)、ペコラ相手にも拳で剣を粉砕して勝利している。
さらには、何百何千とスライムを倒し続けたために、スライムに特化している殺気のようなものを無意識に出していたり、スライムの動きの対処法を体が完全に覚えているため強さの大小にかかわらずどんなスライムにも負けることはない。
なお、転生当初は転生ボーナスの一つとして授かったナイフで戦っていたが実はこのナイフ、攻撃力は普通だが300年間経っても刃こぼれしない地味にチートな武器。……もっとも、現在は素手で事足りるので使っていない。
- 魔法能力
魔力は高いが、師匠などについて教えてもらったわけではなく、魔導書で独学した。
「魔法創作」というレアスキルをいつの間にか(おそらく、レベルアップで習得したと推測される)所持しており、これにより、本来は習得していない結界魔法や回復魔法を自作でき、ここぞという時に役立てている(ただし、これまでの知識を元に創作するので、思いついた魔法をなんでもかんでもすぐに作れるわけではない)。
ただし、独特の発音が必要な魔族の魔法は彼女でも難しく、教えてもらったベルゼブブを呼び出す魔法も、よく発音を間違えて違う場所(大半は自宅の風呂場)に召喚している。
なお、この召喚呪文は原作者曰く、「キーボードを適当に叩いて作った意味のない文字の羅列(要約)」とのこと。
(後に、ベルゼブブの秘書であるファートラを召喚する魔法も教えてもらうが、何故かこちらは普通に使える)
- 薬の作成
彼女の職業の「魔女」は薬の調合を得意としており、時折村に自作の薬を売ったり、病人の治療などをしている。過去に疫病を食い止めたりもしているため、フラタ村の乳幼児死亡率は非常に低く、「高原の魔女」と慕われる原因となっている。
最近ではトラブルに巻き込まれることが多くなったことで、本職がおざなりになっていると危機感を感じており、何度も薬の材料探しに遠出している。……のだが、後述の「食べるスライム」のようにできたものが薬以外だったり、無人島に遭難したりとトラブルが発生したりすることが多い。特に前者のおかげで「お菓子作りの魔女」と勘違いされたこともある。
それでも、遭難先に住んでいた魔族から貰った薬草から新しい胃腸薬「コゲーン剤」を開発したりと、魔女としての活動は続けている。
なお、書籍版16巻の特装版付属のドラマCDにおいて、前世の高校生時代には「生物」も「物理」も専攻していたことが明らかになっているが、この経験が創薬スキルに活かされているわけではなく、単に魔女としてのスキルである。
- 前世知識の応用
前世のことは「前に過労死した」等としばしば本編で話しており、積極的に明かしてはないが、隠す気もあまりなく、軽くほのめかす位にしている。
薬の材料探しに遠出した際に、もち米や小豆に似た豆を発見し、まんじゅうを再現することに成功。「マンジュー」という単語は地名としてあるので、スライムっぽい見た目にして「食べるスライム」という名前で完成させ、フラタ村銘菓として(ハルカラが社長の「ハルカラ製薬」に委託する形で)販売している。
一方で、ペコラのイタズラで狐の獣人にされた時に、「狐は油揚げが好物」という前世の知識(現代日本人が抱いている狐のイメージと言った方が近い)から、油揚げが食べたいという衝動に駆られて暴走、魔族の王城ヴァンゼルドで大暴れしており、前世知識がマイナスに働くこともある。
限界突破?
後にメガーメガ神とニンタン女神とのもめ事に巻き込まれた時に、メガーメガ神が独断で自分らと同等の権能を与えてしまい、ついに人間の壁を完全に超える。
ステータスは
職業 | 神の祝福を受けた魔女 |
---|---|
レベル | 神クラス |
体力 | 856 |
攻撃力 | 896 |
防御力 | 788 |
魔力 | 999以上 |
素早さ | 999以上 |
知力 | 999以上 |
魔法 | 瞬間移動・空中浮遊・火炎・竜巻・アイテム鑑定・地震・氷雪・雷撃・精神支配・解呪・解毒・魔法反射・マナ吸収・言語理解・変身・魔法創作・結界作成・治癒・幽霊の服を着せ変える・透明化 |
特殊能力など | 薬草に関する知識、魔女の力により不老不死、獲得経験値増加・周囲に幸せを振りまく |
獲得経験値 | 50000000 |
と、大幅に上昇し、それまでは目で追うのがやっとだったニンタンの動きについていくどころか、彼女の目にも止まらぬほどの速さで動いたりと、神よりも強くなってしまった。
人間関係
アズサの噂を聞き勝負を挑んできたが、彼女の家を破壊してしまったことでキレたアズサに倒され、その後改心し弟子入りをする。当初は弟子をとるのを断ろうと思ったが、料理や洗濯など身の回りのお世話などをしてくれることで承認。アズサの事は尊敬している。アズサにとっては弟子というより妹的存在。
アズサが原因で生まれた「スライムの精霊」の双子姉妹の姉。いきなり自分を母親と呼ばれた時は動揺していたが、騒動後、正式に娘になっている。彼女からは「ママ」と呼ばれている。
双子姉妹の妹。多くのスライムを殺したアズサに復讐しようとしたが失敗。騒動後、娘として迎え入れた。当初は「高原の魔女」と呼んでいたが、後に「母さん」と呼んでいる。漫画版では、母さんと呼ばれた時は母性本能でハートにズキューンと来た。
ベルゼブブに命を狙われている(と、勘違いした)彼女を弟子という形で匿い、誤解が解けた後もそのまま弟子として同居している (ライカとは違い、明確にアズサから調薬師としての指導を受けることもある)。ハルカラの知識などが頼りになることは多いが、それ以上にドジっ子の彼女にひどい目に合わされることも多い。また、ハルカラの抜群のスタイル(特に胸)に殺意を覚えることも。時々彼女が工場長の栄養酒工場のパートに通ったり、前述の「食べるスライム」の製造・販売を委託している。
上記のハルカラとの一件がきっかけで以降も交流するようになる。アズサ自身でも解決に困るような時に助力を頼むことが多く、友人兼「お姉ちゃん」ポジション。ただし、娘二人を養女にしようと狙っているため、油断のならない相手でもある。
出会った当初はライカの姉の結婚式をぶち壊そうとしたため叩きのめしたが、後にペコラの策略で自分に絶対服従の契約を結ばせてしまう。さすがにやりすぎと思い「自由に生きなさい」と命令し不自由なく生きられるようにしたことで、契約ではなく本心で敬られるようになる。それだけに、アズサへの忠誠心は非常に厚く、アズサの偽物が出没した際は真っ先に偽物の抹殺を考えるなど、アズサのためなら過激な行動を辞さないこともある。なお、年齢は400歳超とアズサよりも100歳も歳上だが、アズサからはどちらかというと妹的に扱われている。
ハルカラ製薬の工場予定地に地縛霊として住んでいたが、アズサたちの尽力で土地から解放され自由になる。「姐(ねえ)さん」と慕われているが、悪霊のためしばしば成仏しそうになるのが玉に瑕。
自分のミスで命を狙われたため保護した。伝承では樹齢300年で人の姿になると言われているため、おそらく年上なのだが、アズサは3人目の娘として扱っている。家族では末っ子ポジションだが、素直になれないツンデレ気質。また、植物ならではのトラブルに会う事も多く、色々な意味で気が抜けない。