CV:田中美海
人物
本編から約50年前に、アズサが200年以上倒し続けたスライムの魂が集まって誕生したスライムの精霊。ファルファは双子の姉。
幾度なくスライムを殺し続けたアズサに復讐するためにマナ(魔力)を溜め、「破邪の魔法<高原の魔女>」を開発し、アズサの前に現れた。
破邪の魔法は、特定の種族に大きな攻撃を与えたり、魔法を無力化にしたりできる魔法。一見チートのようだが、しぼりこみが狭いほど強力で、逆に<生物>等の範囲が広すぎると効果がほとんどなくなってしまう。「破邪<高原の魔女>」は文字通りアズサに特化した魔法であり、これにはアズサも死を覚悟したが、割って入ったライカのドラゴン形態のキック(アニメではパンチ)一発でダウンする。
実は「破邪<高原の魔女>」はアズサ以外には効果がない上に持続時間やマナの消耗が致命的に短く、一度使うとマナを使いすぎて数十年間使えなくなってしまうという重大な欠点があり、これにより事実上復讐が出来なくなってしまう。その後、アズサの提案で娘として迎えに入れる。最初は意地を張っていたが、二人で幸せに生きようと姉に言われ、アズサを「母さん」と呼び一緒に暮らし始めた。
なお、web版のキャラ紹介では、復讐の真意は母親がほしくて素直になれないがゆえの行動だったらしいことが語られており、最初からアズサを殺すつもりはなかった模様。
外見は緑髪の10歳の幼女だが、50年も生きていた為、見た目に反して歴史学や神学など、文系学問が得意。姉に比べて物静かな性格。
なお、生まれた瞬間は誰かが見たわけがないので姉や妹とかの設定は本人たちの自称らしい。
諸事情によりスライム本来の姿に戻ってしまったファルファとは違い、本編中でスライムの姿に変身することはないが、アニメ版のOPではファルファと共にスライムに変身する描写があり、その際は髪色と同じライムグリーンの姿になる。