概要
生物の雌=女性が未熟で保護する必要と感じる存在に対して、守り育てようと感じてしまう行動原理の一つで、生命の普遍的な繁殖に関わる行動でもある。学術的用語ではなく定義も曖昧で、自分よりもその存在の生命を優先したり、血縁の有無や年齢の高さに限らず、自立困難とみなしたりしたら愛情を注ぐとされる。人間だけでなく極稀にその種が別種の生命に対して母性本能を起こす例もある。
物語設定や通俗的表現では可愛さや恋愛的感情を抱く場合にも用いられ、「母性本能をくすぐる」という使い方は多い。また、作品によっては催眠術や調教によって擬似的な母性本能を起こしてしまう設定も多い。