CV:遠野ひかる
概要
『スライム倒して300年』の登場人物。
自称『高原の魔女』…の偽物。とはいえ魔女としては本物かつ優秀で、人けのない洞窟に秘密基地のようなものを作って住んでおり、日々薬剤制作にいそしんでいる。
アズサとは違い後天的に不老不死となったらしく、150年は生きているが、見た目は少女で精神的にも外見相応に未熟。
「人にチヤホヤされたい」が「自分を売り出すのもカッコ悪い」という矛盾した欲望を抱えた末、つい魔がさし、噂になっていた『高原の魔女』の名を騙って薬を売り歩いてしまう(しかも本物の情報は碌に知らず、似ても似つかない老婆に扮していた)。
その話を耳にしたアズサ本人とライカがやってきた事で、あっさりボロを出しお縄に。しかし元々気にしていなかった本人からは許され、アズサからのアドバイスで「まったく違うキャラを演じることで恥ずかしさを克服する」ためにプリ○ュアのようなコスプレをして(メイン画像右)、疲労回復などに効く手作りの薬剤『マンドラゴラ錠』を売りまくったところ大ヒット。
本来の効能以外にも、食べたら子供の姿になる厄介な毒キノコ「ノームニナルダケ」にも効くことがわかるなど人間社会や魔族領だけでなく魔王城に納入されるほどマンドラゴラ錠が売れ、『洞窟の魔女』として知られるようになり、性格も明るめに変わっていった。
アズサを『先輩』と呼んでいる一方で、商売敵であるハルカラとは仲が悪い(アニメ版ではカットされた)。
また、年代物のマンドラゴラを求めていたことが原因で、300年物の超貴重なマンドラゴラ(後のサンドラ)を後先考えずに狩ろうとしてしまい、一応和解した今でもサンドラには避けられている。
加えて、サンドラの生息地であったベルゼブブ邸の庭に数に物を言わせた人海戦術で知り合いの魔女を引き連れて押し入ったことにより、拝観料もとい慰謝料として仲間共々黒焦げになるほどの多額の出資(※)を余儀なくされた。
(※)web版では1人あたり10万コイーヌ、書籍版では1人あたり10万ゴールド(いずれも日本円換算だと10万円ぐらいのイメージ)と若干良心的価格とされていた(が、これでも庶民からしたら痛い出費であることには変わりなく、貧乏魔女たちの分含めてエノが全額負担する羽目になり、数百万〜数千万円は支払うこととなったのは想像に難くないが)。
関連タグ
アズサ・アイザワ ハルカラ(スライム倒して300年) ノームニナルダケ
サヤ(魔女の旅々)…ある意味同類