ピーター・アーツとは、オランダ出身のキックボクサーである。
K-1GP94年・95年・98年回王者。
20世紀最強の怪童、20世紀最後の暴君、ミスターK-1などのニックネームがある
192センチ。
K-1創世期の頃、アンディ・フグ、アーネスト・ホースト、マイク・ベルナルド、の3人と共にK-1四天王と謳われ、右ハイキックで数々の強豪をKOしていった。
1999年の決勝トーナメント初戦でジェロム・レ・バンナに逆転KO負けを喫してからは低迷し、2000年に腰を負傷し、シリル・アビディに2連敗、翌年には復帰戦でミルコ・クロコップに判定負け、予選トーナメント決勝戦でステファン・レコに右ストレートでKO負けと新世代に金星を喫するなど4年程スランプだったが2005年に復活、2009年を除いた全ての決勝トーナメントに出場し、最多記録を打ち立てる。
2010年までGPでも06年・07年・10年と3回準優勝に輝いた。
エスカップのCMが有名で大人気選手だった。
所属は初期は97途中までドージョー・チャクリキ、2007年まではメジロジム、現在ではチャクリキに出稽古をしつつ自身のジムを設立しコンスタントに現役を続けつつ後進を指導している。
フグとは2勝2敗、ベルナルドとは3勝3敗、ホーストとは2勝3敗、バンナとは3勝1敗、セフォーとは2勝1敗、イグナショフとは1勝1敗。