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東雲チヱの編集履歴

2022-04-12 12:10:33 バージョン

東雲チヱ

しののめちえ

アリス・ギア・アイギスに登場するキャラクター。

プロフィール

キャッチフレーズリピートウィズダム
所属成子坂製作所
誕生日8月8日
年齢非公開
身長148cm
血液型B型
CV井澤詩織
キャラクターデザイン島田フミカネ
メカニックデザイン島田フミカネ

概要

成子坂製作所創業メンバーの中でも足取りが掴めない所長の天満小梅・設計士の宇時家冬馬の捜索に向かった隊長が連れ帰った少女。当の所長の意向によって成子坂登録アクトレスとしてデビューした。

成子坂創業期のアクトレスである東雲チヱの遠縁であり、二代目を襲名するという形で本人も東雲チヱを名乗っている。初代を演じるような言動を見せ、本人も初代と同一人物としての扱いを希望している。口調は老人・ベテランアクトレスにも気後れせず・東京は久しぶりと発言する・ついでに決めるポーズもやたらと古臭いなど筋金入りの演技は、当時を知る磐田宗一郎も生き写しと評している。

プロモーションの一環か年齢は伏せられているが扱いは小学生相当で、年齢は恐らく12歳前後。傍から見れば生意気な子供だが、アクトレスとしての腕前も相応に高い。

初代がチームを組んでいた御蔵座咲々の曾孫である御蔵座梓希からは、創業期の再来だとして同じくチームを組むように猛攻を受けているが辞退している。


…というのが対外的な申告で、その正体は地球での中東地域にあたるアルフライラシャードで起こる紛争の裏側で暗躍する一族の一員。アル・ヒクマと呼ばれるその一族は記憶を共有すると噂されており、実際に姿を見せる子供から老人までが同じ記憶を有している。

創業メンバー捜索の際に足取りの途絶えた地であるアルフライラで情報を求めてアル・ヒクマと接触しようとし、実際に現れたのが幼いアル・ヒクマである彼女だった。

状況提供の見返りとしてAEGiSの超法規的措置による情報操作を要求し、「成子坂製作所の登録アクトレス東雲チヱ」としての身分証明交付という形で叶えさせると東京シャードへと越境した。

彼女の言動をまとめれば中東へ渡った初代東雲チヱが何らの要因で記憶の共有を起こすようになり、その記憶を有した内の一人が二代目を名乗る彼女ということになる。

要求を実現したAEGiS東京情報本部の事務官は、記憶の共有と称する特性が恐らくは違法な手段によるものであることを推察しつつ、齎される情報の重要性から便宜供与を許可している。


そんな訳で本人の記憶を持っているのだから本人っぽい振る舞いなのも当然である。そのためか創業期と同じような活動を繰り返すのではなく、新しく進もうとする志向が強い。

かつての再現には興味がないため梓希の要望は退けているが、当時のスーツを着用するようにと熱望した梓希がぐずった際には、泣いて我を通す女は嫌いだと釘を刺しつつも自らが折れる形で将来的な着用を約束した。


彼女の専用ギアは自身が海外から取り寄せたため設定上財政に優しく金庫番もニッコリ…で済めばいい話だったのが、紛争地域で活動するアクトレスだけあって装備の趣向は傭兵そのものであり、メーカー製のワンオフではなく入手が容易な流通品の独自カスタム。規制ギリギリまで強化・軍用オプション搭載・製造番号削り落としと大変にキナ臭い逸品に仕上がっている。

デザインモチーフはハイエナで、その中でも特に中東にも生息しているシマハイエナ。ただしシマハイエナの耳は尖っており、ヘッドギアの丸い耳に合致するのは中東には居ないブチハイエナである。ハイエナ全般から落とし込んだデザインということだろう。


ちなみに専用スーツでは大変にローライズなスパッツを履いているが元のデザインでは更に攻めた丈であり、審査を通らないということで布面積を増やし現在のデザインに落ち着いた。おのれ林檎!


更にアナザータイプでは露出ゼロのスーツとなった。

これは修正が出ると悲しいので最初からそうした…との事。

おのれアッポー!


ちなみに、ノーマルのスーツはドンパチ出来る時に。

アナザーのスーツは人に言い辛い任務の時に使っていた物との事。

参考ツイート


初代東雲チヱ

初代東雲チヱは御蔵座咲々と共に「神雲(しんうん)」としてチームを組み、トップアクトレスとして名を馳せていた伝説のアクトレス。

デビュー時に、咲々は大和撫子、チヱは花魁調のキャラ付けをされた。

チヱが22歳の時に御蔵座咲々が結婚し、チームは解散。

これが影響したのかエミッションの減衰が始まった。

その後、成子坂製作所所属になってからは特別に調整されたギアで減衰期でありながら、全盛期以上の成績を残していた。


家族仲は良く無く、小学生のチヱをアクトレスに仕立て上げ、その上前をはねていたとの事で嫌悪していた。

反面、アクトレス業は楽しかったようで自分が自由になれる物として何より拘り、誇りを持っていた。


その為か、「〇〇の生まれ変わり」と言うような安っぽい「インチキアクトレス」は毛嫌いしていた。


表向きは御蔵座咲々の事は「かけがえのない相棒」と呼んでいたが…。



性能

東雲チヱ


武器はバズーカとハンマーで、属性は「焼夷」。

近接戦闘特化型。

その高火力をふんだんに生かした大型のボスキラーとして活躍出来る。

半面、連射性能等では劣る為、小型の敵集団に対しては不向き。

HPは多い物の防御力は低い為、全体的に見ればもろい。

ただし、ボトムスのスキルを使用する事で高機動戦闘が可能であり、

敵の懐に入り大火力を叩き込むのは比較的容易。


トップスは大量のミサイルを放つ「誘導飛翔体【永劫】」

小型から中型の集団を片付けるのに役立つほか、大型に近づく際の牽制としても役に立つ。

全弾入ればダメージもバカにならない。


ボトムスは高速機動を可能にする「機闘走法【叢原火】」

自身の周りにピジョンを展開した上で、ハンマー操作時のステップの性能を上げる。

接敵するだけでもダメージがあり、雑魚敵ならこれを使用して走るだけで殲滅可能。

(接敵でピジョンは消滅しない)

スキル終了時には敵めがけてピジョンが飛んでいき、攻撃する。

東雲チヱの近接戦闘での要となるスキル。


SPスキルは敵に巨大な斧で斬撃を叩き込む「東雲式乱戦斧・丙」

大型の敵に大ダメージを叩き込む事に特化しており、全部の攻撃が入った際のダメージは圧巻。

反面、小型の敵に使うには欠点が多いので注意。

(SP終了後に囲まれる可能性が高く、集団の殲滅には不向きな性能の為)



アナザータイプの「流転」は射撃威力と属性値がアップしたタイプ。

近距離向き。

属性値がアップした為、与えるダメージも受けるダメージも大きくなっている。


SPスキルは射撃の複合装備を呼び出す「東雲式複合重火砲・丁」

トップススキルがマルチロックミサイルを放つ攻撃「副兵装・飛翔体乱撃」に変化。

ボトムススキルは煙幕での攪乱を行い射撃しつつ旋回する「副兵装・煙幕撹乱」となる。


フィニッシュはプラスチック爆弾の様な物を投げつけ敵を爆破する。

フィニッシュは至近距離だと当たらない為、適切な距離を保ち行おう。


関連イラスト

ヱチヱ様魔法織姫リリアーナ

関連タグ

アリス・ギア・アイギス

御蔵座梓希 かつてチームを組んでいた御蔵座咲々の曾孫




















ネタバレ


…というのが裏事情を知る者への更なるカバーストーリー。実際には記憶を共有した血族でもなんでもなく、初代の東雲チヱ本人である。実年齢68歳、当然ながら現役アクトレスとしてはぶっちぎりの最高齢になっている。つまり戸籍上は違法ロリだが実年齢的には合法ババアとなる。

事の起こりは本編から40年ほど前、アクトレスとしての何もかもが愉しく手放し難かった彼女はアクトレスして活動できる寿命であるエミッション減衰から逃げ続け、最終的にアリスギアの違法研究を行う集団へと接触。

エミッションを増幅するという触れ込みの違法研究薬物を投与する人体実験に志願し、唯一彼女だけが成功を収めた。エミッションは減衰を止めるどころか全盛期を超える数値までも計測するまでに至る。しかし復帰の喜びは一瞬のことだった。測定限界を超えるまでに増大し過ぎたエミッションは時空に干渉し、肉体にまで影響を及ぼし始めた。肉体は急激な老化現象を起こし、当時30代であった彼女は僅か数ヶ月で寝たきりの老人に成り果ててしまう。

そうして死の寸前にまで老化が進むと今度は急速に若返りを初め、それからというものの老化と若返りを何度も繰り返す特異体質となってしまった。

その後研究所からの脱走などの紆余曲折を経て最後に居着いたのがアルフライラであり、記憶を共有する一族というのは会う度に年齢を変える事態を誤魔化しつつ利用する方便であった。


また、アルフライラシャードへ到着後、現地で名前を答えた際に粗雑な翻訳機で翻訳された結果、『チヱ=知恵』と翻訳されてしまい現地では「アル・ヒクマ(神智)」と名乗っていた。

上記の特異体質の為、アクトレスとして働けない期間の事を考え、傭兵として時には非合法な活動すら行い、資金を稼いできた。

御蔵座梓希からスーツに華が無いと指摘された時も、「視認しにくい」事を理由としている。

(ヴァイスは視覚で敵を認識しておらず、ステルスならギアのスキルで行うのが普通)

この為、何を相手に戦っていたのかをはっきり言わないが、窺い知れる物がある。

御蔵座梓希とのチーム結成に難色を示し、「その資格がない」と言う理由の一端であると推測出来る。

また、そもそも御蔵座咲々とも仲が良い訳でも無く、「柔らかな物言いの癖に、絶対に自分の意見を曲げない頑固者」で気に食わなかったと言う意外な心境を語っていた。

何もかもが正反対で、良く喧嘩もしていたとの事。

(ただし、梓希の事を気遣ってか、彼女の前では型通りの褒め方をした。)

反面、自分についてこれるアクトレスは咲々だけと言う絶対の信頼は置いていた。

(これは咲々も同様で、チヱの事を自由奔放で家族からの期待と言う重圧が無いのを羨んでいた。)

また、非合法の戦闘にてサンティの父親と知り合い、時には敵、時には味方として戦場を共にしていたことがある。


東京へと帰還したのは天満小梅の願いを叶えるためで、アクトレス人生に終わりが近いためでもある。自身の限界を感じ取っている彼女は、次に老化を起こせば耐え切れずに死を迎えることを予感している。老化の周期的には恐らく余命は数年程度。僅かな命を小梅を助けるために使うことを決め、小梅が成子坂を託した隊長へは自らの寿命を託した。

創業期の再現に前向きでないのは、最後の時を少しでも前に進むことに費やしたいから。梓希とのチームを組むことを拒否したのは、これからアクトレスの道を歩んで行く彼女と共に進むことは出来ないからであろう。

アリスギアはアクトレスの誕生日には当日限定ボイスがあり専用装備が貰えるミッションも配信されるが、ここまで誕生を祝いにくいのは彼女が初めてであろう。成長の喜びでも長寿の祝いでもない、落ち行く砂のカウントダウンに他ならないのである。おばあちゃん長生きしてください…


関連タグ

バージニア・グリンベレー 元教え子

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