概要
アニメーション監督の谷口悟朗が原案・クリエイティブ統括を務める日本のメディアミックス企画。
フジテレビが「Crunchyroll」及びアニメエンタメ企画会社「スロウカーブ」と共同で深夜アニメ枠『+Ultra』の番組を制作すると発表。翌2022年1月20日に開催された「フジテレビ『+Ultra』ラインナップ発表会2022」にて、異なる物語がテレビアニメ、ゲーム、映画でそれぞれ展開されるプロジェクトであることが明かされた。
世界観は本作では、世界人口が減少に転じた遥か未来に、生態系管理AIが種の繁栄を目的として実施した「人類の多様化実験」によって、常人(通常の人間)に加えて、獣人、魔族、サイボーグなどの多様な人種が誕生している。また、AIによって「クラスタ」と呼ばれる高い壁に囲まれた地域が多数創造され、地域ごとの文化、常識、価値観が形成されている。
テレビアニメは『エスタブライフ グレイトエスケープ』のタイトルで、2022年4月からフジテレビ系列の基幹局(ただし仙台放送、テレビ静岡、テレビ新広島除く)とBSフジの『+Ultra』にて放送。インターネットではフジテレビオンデマンドにて2022年3月1日より先行配信が実施される。
アニメーション製作はポリゴン・ピクチュアズ。
生まれ住むクラスタに馴染めない者を別のクラスタへと移動させる「逃がし屋エクストラクターズ」を描く。
アニメ版キャラクター
エクア
CV:嶺内ともみ
テレビアニメの主人公。表の顔は喫茶店「ボストーク」を切り盛りする常人の女子高校生だが、その過去は一切不明であり、個性派ぞろいのエクストラクターズのリーダーを務める。
フェレス
CV:高橋李依
エクアの同級生で、逃がし屋の前線を担当する魔族。優れた運動神経の持ち主で、早撃ちを得意とする。
マルテース
CV:長縄まりあ
エクアとフェレスの高校の後輩で、逃がし屋の工作および戦闘を担当する群人(スライム人間)。
アルガ
CC:速水奨
逃がし屋の技術、戦術サポートを担当するAIロボット。普段は「ボストーク」の給仕ロボとして稼働する。
ウルラ
CV:三木眞一郎
逃がし屋の前衛を担当する狼の獣人。チーム一の常識人だが、「わん」としか口に出すことができない