概要
1963年2月7日生まれ。本名:荻野暢幸。
東京理科大学出身。
大学卒業後、山梨県甲府市の私立高校で教師を務めた後、1989年に代ゼミに採用され、今に至る。
代ゼミを代表する人気講師の一人。
ネットでの扱い
2004年、代ゼミ公式の試聴動画が2ちゃんねるで話題となる。
そこにはテンションが上がると急にタメ口になる、ヤクザがプッツンしているような喋り方、何故か教壇に足を乗せるといった、予備校のイメージを覆すような型破りなパフォーマンスが映されていた(関連動画参照)。
これを機に代ゼミ講師陣の奇抜さが知れ渡るようになり、以後他校を含め様々な講師がネットで名を上げた。
当時はFLASH黄金時代だったこともあり、荻野の音声はFLASHや音MADの素材としてもてはやされた。
「接点t」「この点は出ねぇよぉ!」「ゆうやく(誘惑)振り切ってこうだ」「誘惑に負けてy=mxなんて置いちゃう輩が多いんだよね」「4個3本」「ぉーん」などの台詞を並べれば懐かしいと思う人はいるだろう。
ネットでのブームから約20年が経った今でも一定の人気があるが、本人のTwitterによると、「もうこんなパフォーマンスはしていない」とのこと(リンク先)。
尚、いわゆるネットのおもちゃになった人物の中でも荻野は珍しく好意的でノリノリであり、時折自虐ネタをツイートしている。
2021年には、モノマネのアドバイスをしたり、ニコニコ動画の15周年を祝福している。
人物
- 自身も浪人時代に代ゼミの受講生だった。この時の恩師の教え方に感銘を受けたのが、後に代ゼミ講師を志した動機である。
- 高校教師時代に数学者の秋山仁(同じく東京理科大学卒、同校栄誉教授)と出会っており、彼への尊敬を公言している。2022年1月にはYouTubeライブで約30年ぶりの対談が実現した。
- ダースベイダーやドラゴンクエストが好き。自身の名義で発行した数学テキストの巻末によく書かれている。
- 受験シーズン前になると講義中の雑談で人生訓を語ることが多く、時には長渕剛の「とんぼ」を歌って激励する事があった。
- 自身の講座名「神楽坂」は、母校である東京理科大学の所在地にちなむ。
関連動画
関連タグ
吉野敬介 亀田和久:同時期に2ちゃんねるで話題になった代ゼミ講師。