プルスサウルス
ぷるすさうるす
中新世に生息していた大型のカイマン。ティラノサウルスより強い咬合力を有する一つ。
概要
中新世(2000万年くらい前~530万年くらい前)に生息していた大型のカイマン。
現生のカイマンは2メートルほどの小型種が多いが、プルスサウルスは小さく見積もっても10メートル、大きく見積もっても10メートルの大型ワニだった。
吻は短く幅広で、鋭く太い歯が沢山並んでいた。
推定された咬合力は69,000ニュートン=約7tと歴代の陸上生物で最強クラス。ティラノサウルスより強くティラノサウルスの倍、現代のワニの数倍に及ぶ。
食性は肉食で、他のワニ、カメ、アロワナなど色々なものを捕食したと思われる。
現在のカイマンと同じ様に、川や湿地帯に生息していたが、大きすぎて現在のカイマンが行う様に泥に潜伏したりすることは(不可能ではないが)難しかっただろう。