天誅弐

てんちゅうに

天誅弐とはステルスアクションゲーム『天誅』シリーズの第二作目。ハードはプレイステーション。

概要

前作『天誅壱』の過去編にあたる作品で、シリーズの時系列としてはもっとも古い。

前作より七年前が舞台。

兄弟子の龍丸や、名前のみの登場だった東忍流の頭目東紫雲斎が登場する。

力丸の右目の疵や彩女が菊姫を大切にする理由、鬼陰との因縁など、壱やそれ以降の物語に繋がる内容が語られている。

主人公は力丸、彩女、龍丸の三人。

システム面では前作をベースに任意での抜刀・納刀や死体隠遁などが追加された。また、自身で任務作成が出来る『虎の巻』モードが搭載されている。

時は戦国。

郷田の国は危機を迎えていた。当主松之信の叔父基秀が謀反を起こし、居城を襲撃したのだ。松之信に仕える東忍流頭目東紫雲斎は、事態を収拾すべく弟子の龍丸、力丸、彩女の三人を放つ。松之信の救援に向かう力丸、姫と奥方の救助に向かう彩女、そして城で暗躍していた忍者香我美と対峙する龍丸。

それぞれが任務を進める中、三人はこの一件に隣国の国主にして香我美の主である戸田義貞が関与していることを知る。混乱に乗じて攻め寄せてきた戸田軍を防ぐべく、義貞の陣に忍び込む三人。しかし、それはこれから起きる一大事件のほんの序章に過ぎなかった‥‥。