概要
年齢は不詳で、赤ん坊のような出で立ちの男の子だが、6人のスーパーキッズを取りまとめるリーダーであり、ケチャプー王国の国王。
ケチャプー王国の中心に当たるギミックパレスと呼ばれる城に住んでいる。
彼が現れてから、ケチャプー王国は大きく生まれ変わって来たと言われている。事実、彼はスーパーキッズたちと共にオトナを追放し、「コドモの、コドモによる、コドモのための国」を打ち建てた。
なお、追放されたオトナたちは、モンスターに変えられてしまった、という話をコボレー村の住人から聞くことが出来る。この話は、作中の黒い任天堂要素の一つとしてよく知られている。
トマトが大好きで、全国民にもトマトを好む事を強制し、トマトが嫌いなキッズは「ドロッパーズ」と称し、辺境のコボレー村に強制的に住まわせている。
知能指数は5000を超えており、凄い力を持っているという。実際、スーパーキッズのみならずゲーム全体でも抜きん出て強い。その天才的な頭脳により、永久にキッズでいられるようにできる装置「スーパーキャラクッカー」を開発した。
その重大発表をテレビで放映したところから、トマトアドベンチャーの物語は始まる。
※以下ネタバレ注意※
実は、「スーパーキャラクッカー」が永久にキッズでいられるようにできる装置というのは嘘で、実際にはケチャプー王国の全国民をオモチャに変える兵器だった。
そして、スーパーキャラクッカーの燃料となる「ココロエネルギー」をパサランから吸い取るために彼女をさらい、直属の手下であるブリッキとゴリッキにエネルギーを吸い取らせていた。
更にスーパーキャラクッカーによってパサランをオモチャに変え、彼女と結婚しようとする。
正体
※以下は物語の核心に迫るネタバレを含みます※
実は元々彼は純粋なキッズではなく、他のスーパーキッズら同様に、あるギミックロボのトイパーツだったという事が終盤で判明する。
一度倒されトイパーツに戻った後、他の6つのトイパーツと合体して、ギミックロボとしての真の姿「アビラス」となって復活する。
ちなみに、このギミックロボとは、かつてパサランがチチカバの森の中にあるオモチャのいせきに置き忘れた彼女のオモチャであった。
余談
彼の居城であるギミックパレスには彼の偽物であるナビーラという人物がいる。一応ザコ敵を何回でも復活させたりとこちらも強力ではあるもののアビーラほどではなく、本体だけ攻撃していれば普通に倒せる。なお、倒すとスタージャケットという装備品を手に入れることができる。