この記事にはネタバレが含まれます。
概要
三大竜王とはデンドロ世界に存在する全てのモンスター、そしてUBMの中で最強の力を有する三体のドラゴンの事。
三体全てが限界を突破したイレギュラーと呼ばれるUBMであり、超級のマスターが束になっても勝てない文字通りの怪物である。
イレギュラー
通常モンスターのレベルは100が限界点となっており、その先であるレベル101に至るには物凄く分厚い経験値の壁が存在。リソースを受け止める器の容量が足りないとこの壁を超えてイレギュラーの領域に至る事はできない。
InfiniteDendrogramがサービス開始する前は、イレギュラーを発見次第無限エンブリオである管理AIが滅ぼし、特別な理由がある個体は干渉しないor回収してSUBMに改造されてきた。
三大竜王は管理AIが放置したイレギュラーであり、〈終焉〉が相手でも(無敵要素を無視した前提なら)最強の【海竜王】、不生不死の【天竜王】、星喰いの【地竜王】によって最終的に勝利するとされている(ただし終結時には大陸と人類が滅ぶ)。
一覧
種族 | 天竜種 |
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性別 | オス |
能力 | 竜王気、死者蘇生、アンデッド生成 |
生息地 | 天蓋山 |
天竜種最強のドラゴン。死者蘇生という非常に希少な能力を有しており、アンデッド生成で分身に相当する霊体を各地に放ち多くの情報を知る竜王。他の二体とも面識がある。
死んでいる状態すら『正常』な不滅の存在で、管理AIですら匙を投げて契約による行動制限という形で放置した、ぶっちぎりの<イレギュラー>。
飛行速度はそこまででもないが移動速度はやばいとのこと。
子供は男児のみを数える為、第一子の【輝竜王 ドラグフレア】の上には姉がいる(しかもその長女もイレギュラー)。
ちなみに天竜種は畸形に厳しいが、地竜種や海竜種は他種族とのハーフも多いので天竜程気にしない。
- 【地竜王マザードラグランド】
種族 | 地竜種 |
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性別 | メス |
能力 | 竜王気、リソース収奪、創造 |
生息地 | 厳冬山脈 |
三大竜王としては若輩であり、元は先代の【色欲魔王】の従魔であった背中から木の実を生やした地竜で、最終奥義によって変異した後更なる成長の果てにイレギュラーへと至った星喰いの怪物。直系の血族のファミリーネームは、その先代【色欲魔王】のフォルトロンのファミリーネームをそのまま使用している。
他の種族も含めて多くのモンスター(一部例外あり)との間に多くの子を成している。ただし生殖方法は特殊。
生物として普通に生まれたモンスターは親が優秀な場合は基本的にレベルの成長限界が高く、進化する可能性も同様に高い。
なのでルークの従魔で、【地竜王】と他種の間に生まれたマリリンも亜竜で止まらず純竜以上に成長している。
厳冬山脈における地竜社会最大の武装勢力。というか属さない連中は第一子にしてイレギュラーである長男【暴竜王】によって物理的に潰されている。
天竜王とは異なり生まれた順に第一子、第二子と数える。ちなみに第三子はドラグフリーズ、マリリンは第167子。
かつて【地竜王】の背中に生える果実を求めてティアンの王族が手を出した際、複数の【竜王】に加え数万体以上の地竜の大群が報復に攻め込んだ為誰も手出しできない存在となっている。
- 【海竜王ドラグストリーム】
種族 | 海竜種(古龍) |
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性別 | 無し |
能力 | 竜王気、海属性魔法、荷電粒子砲 |
生息地 | 東西南北の海域(四海) |
デンドロ世界において最初に創造されたモンスター。世界最古にして世界最大、そして三大竜王最強の存在。〈世界の外〉に出ようとする存在を問答無用で破壊する世界の壁、そして四海の環境そのものに等しい災厄。
全長200キロメートルの巨体は液体で構成されているが、デカすぎて光が届かず黒く見える。その巨体だけでも規格外な質量攻撃が可能だが、実はMP量がファトゥムに次いで多く、行使する海属性魔法(三大属性の一つ『海属性』の魔法で、科学的なエネルギーの吸収・減衰と液体の操作が主で、防御魔法が中心となる)も出鱈目な出力となる。
他の二体とは異なり実子はいない。
常に海を遊泳しており、その進路上に存在する全てを容赦なく破壊。超級でも太刀打ちできない為勝手に討伐しようとちょっかいかけると指名手配となる。
海に生息する強力なモンスターも【海竜王】のコースを避けて生息している。
実は『古龍』と呼ばれる通常のドラゴンよりも遥か上位の存在なのだが、UBM担当のジャバウォックがそうとは知らずに認定して今に至る。
海洋国家グランバロア建国に携わった少年、『バロア』が率いた船団がこの【海竜王】と何らかの契約を交わした事で、現在のグランバロアが誕生したらしい(契約による期限自体は既に切れており、国宝である契約書は現在ゼタに盗まれている)。