島ゴイチ
しまごいち
忘れるなよ…整備士が居ないと電車は動かないって事を
CV:藤原貴弘
概要
新幹線超進化研究所横川支部に所属する整備長。横川支部 → 大宮支部。
セミロングの髪を束ね縛ったオールバックが特徴。アブトの母・シラユキは大学の後輩だが、何故か彼女を「シラユキさん」と呼ぶ。アブトの父・トコナミと碓氷峠鉄道文化むらでアプト式電気機関車『ED42形』に一目惚れした彼をシラユキに紹介され、弟子入り志願で一緒に働き始めて以来、家族ぐるみのつき合いで、トコナミとアブトの師匠的存在。
知り合ってしばらく経った頃、シラユキに次いで「私はテオティという宇宙人です」と打ち明けられる。
トコナミを超進化研究所の創立者にして初代所長・八代イサブロウに紹介し、それ以降は同僚として働くようになる。鉄道総合技術研究所にトコナミと共に出向し、横川支部立ち上げメンバーとしても共に働くはずだったが、突然トコナミは失踪してしまい困惑しつつ残されたシラユキとアブトを支えた
整備士としての腕だけでなく、シンカリオンZの開発、製造にも携わる。
技術力だけでなく、さりげなく周囲を気遣う事から彼もまた『おやっさん』と慕われてもいる。ザイライナーに必要なZコード探しには機体の調整目的で参加している。
アブトが父親恋しさと技術欲から失踪し、あろうことか侵略者集団テオティに寝返ったことに愕然となるが、夫に続いて息子にまで去られたシラユキを傷つけまいとしてアブトの寝返りを隠蔽するが、アブトを取り戻してから知らせようと思っていたが、鉄道の日にふとしたことでアブトの背信行為を気づかれ、余計にシラユキを苦しめる結果を招いてしまう。
テオティの本拠地ユゴスピアよりトコナミの使者としてテオティの男の子・セツラが超進化研究所に送られ、トコナミの事情とアブトが洗脳され東京駅前の戦闘の際、トレランティア暴発で心が壊れてカンナギの地球人類殲滅に加担しており、我が子を救いたいというトコナミの切実なる願いが伝えられる。
名字の由来は、関西鉄道から鉄道省、さらには南満州鉄道を経て最終的には汽車製造の社長となった島安二郎もしくはその長男で、新幹線の開発に携わった元国鉄技師長である島秀雄(「ゴイチ」は彼が設計に関与したD51からと思われる)から来ていると思われる。