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遠山金一の編集履歴

2022-06-06 04:31:58 バージョン

遠山金一

とおやまきんいち

遠山金一とは、ライトノベル『緋弾のアリア』の登場人物。

概要

キンジの兄。19歳。俳優ばりの整った容姿を持つ美青年。キンジの憧れで目標でもあった武偵で、キンジにとっては神にも等しい存在だった。医師免許も持っている。「ヒステリア・サヴァン・シンドローム」を略した「HSS」は、元々は彼が使っていた略称。

ヒステリアモード時のキンジを上回る程の強さを持つが、キンジ曰く「戦う事より治す事の方が得意」な人物で、義に厚い性格で昔はほぼ無償で人助けをしていた。


「女装すること」で性的に興奮しHSSを引き出せるため、普段は女装している事の方が多い。その時は絶世の美女とも言える美しさを誇り、自らを「カナ」と名乗る。キンジがヒステリアモード時はキザな性格となるように、彼の場合は外見だけでなく口調も性格も女そのものとなってしまい、キンジに「兄さん」と呼ばれても自分の事だと分からない。金一にとってそれはコンプレックスで、迂闊に指摘しようものなら真っ赤になって相手をボコり、更にはアリアの如く発砲する。

女装している間はヒステリアモードでいられるため、長時間に亘ってその状態を維持出来るが、その分大脳にかかる負担が大きく、ヒステリアモードが解けた後は10日前後の睡眠を必要とする。それが自律神経に影響を及ぼし、HSSでない時は季節にかかわらず常に厚手のコートを着ている。

この一風変わった方法でHSSになれるのは、母を亡くし悲しみに暮れるキンジを見かねて、母に変装して彼を慰めたのがきっかけだった。


本編開始前に起こった『武偵殺し』のシージャック事件で殉職したかに思われていたが、実は生きており、イ・ウーを内部から崩壊させるべく潜入していた。当時は理子ジャンヌの上役であり、2人からは敬愛されていた(それにより理子とジャンヌはHSSについて知っている)。

「誰も殺し誰も死なさず誰もを助ける」という信条を持ちながらも、密かにその実現の困難さとのギャップに悩み続けていて、キンジと再会した時は「義のためには犠牲もやむなし」という考えに変わってしまっていた。

スピンオフの『AA』では、第24弾のあかりの回想でイ・ウー特戦隊の一員としてあかりの故郷襲撃に参加していた事が判明している。


シャーロックが後継者として擁立したアリアを抹殺せんとしたため一度はキンジと対立したが、キンジとアリアに自分が思い描く新たな可能性を見出しパトラ戦では彼等に協力。パトラ戦終了直後にシャーロックによって重傷を負わされるもパトラに助けられ、戦いが終わった後は彼女と共に姿を消した。

その後は原作8巻の宣戦会議(バンディーレ)で再登場。「師団(ディーン)」にも「眷属(グレナダ)」にも属さない「無所属」を選択した。

極東戦役停戦後はパトラと結婚、それと同時に年齢および結婚することによるヒステリアモードの能力低下を理由に武偵を引退することを表明した。(尤も、この引退は「これからは裏方として働く」という意味が強く、その後も武偵庁で武偵として再び働いている。)。ただし、キンジが緋緋神と戦った時はすぐに駆け付ける、かなでを救出する際は兄弟達のリーダーとして戦いに参加する、30巻でキンジがアメリカに向かう時に一緒に行くと名乗りを挙げるなど、キンジを含む兄妹がピンチの時には戦いに参加することを示している。


武器は、コルト・シングル・アクション・アーミー(ピースメーカー)と、分離連結が可能な大鎌「サソリの尾(スコルピオ)」。


強さ

現在もなお作中における最強キャラの一角に挙げられており、その実力は(まだ未熟だったとはいえ)Sランク武偵のアリアを終始圧倒し続け、後に人間やめました人間と評されることになるキンジが畏怖を覚える程である。



関連タグ

緋弾のアリア  遠山キンジ  神崎・H・アリア  峰・理子・リュパン4世  ジャンヌ・ダルク30世

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