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概要

26巻の最後で初登場。かなめやGIIIと同じ、アメリカ政府の機関ロスアラモス・エリートにより生み出された「人工天才(ジニオン)」で、キンジの父・遠山金叉の遺伝子とある超能力者の遺伝子が組み込まれており、遺伝子上はGIII、かなめとはまた母親の違うキンジの異母妹にあたる。「GV(ジーフィフス)」という製品番号で呼ばれていた。年齢は11歳。(初登場は10歳だったが、作中で誕生日を迎えた。)

名前の漢字表記は「金天」だが、作中では「かなで」と呼ばれている。


容姿は、子供特有のサラサラとした黒髪を肩まで伸ばしており、両サイドにタレ耳ウサギのようなテールが結ってある。体型は年相応で、姉のカナやかなめと同様の美少女で、あの女嫌いのキンジでさえ目が釘付けになってしまう程。


性格は、温厚かつ聡明。兄のキンジのことは「お兄ちゃん様」と呼んで強く慕っているが、白雪やかなめとは違いヤンデレの気はない。また、かなめの非常識な教えを素直に受け入れてしまうなど、知識を誤った解釈で覚えている面がある。


能力

先端科学兵器を装備しているが戦闘技能はほぼ無い。ただし超能力者であるためPKや治癒能力を扱うことが出来る。また、神々から人類を守るというアメリカの目的によって、その身には逆色金が埋め込まれており、これによって敵の心を乗っ取るハッキングのようなものが出来る。さらに、遠山家のHSSの思考能力上昇により神々を操ることも可能だと言われている。


作中の動向

ロスアラモスの作戦中、自分の役割を恐れて逃亡。キンジのもとに転がり込み、名前を与えられ同居することになる。その後、小学5年生として武偵高附属小学校に通うなどして平和に過ごしていたが、先述の能力に目をつけたNが米軍を巻き込んで暗躍、かなでを連れ去ってしまう。しかし、キンジら遠山四兄妹とジーサード・リーグの活躍により、救出された。また、埋め込まれていた逆色金は、パトラがシャーロックの『緋色の研究』を元に作り出した『パトラの鍵』を預かったかなめによってその機能を破壊されている。


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緋弾のアリア 遠山金一 遠山キンジ 遠山金三 遠山かなめ

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